今回は7月11日放送の

ビーバップ!ハイヒール

関西ロープウェイ物語

の回を振り返って

みたいと思います。

 

 

現在、関西には15路線の

ロープウェイがあり、

そのどれもが個性的な

魅力にあふれているという。

 

現存する日本最古のロープウェイは、

吉野ロープウェイで、

日本最速のロープウェイは、

びわ湖バレイロープウェイ

 

姫路セントラルパーク

「スカイサファリ」では、

ここでしか見られない

空中から眺める動物たちの

姿を楽しむ事が!

 

 

こうした関西にあるロープウェイ

魅力を教えてくれるのは、

ロープウェイ研究家 中島信先生。

 

中島先生は歯科医院の院長で、

日本全国のロープウェイ

完全制覇し、詳細なデータを

記載した本を執筆、

ロープウェイは人類が作り出した

”魔法のじゅうたん”だと思うという。

 

特に関西地方には、魅力的な

ロープウェイがいっぱいあるそうだ。

 

 

 

絶景! 日本全国ロープウェイ・ゴンドラコンプリートガイド
中島 信
扶桑社 (2017-09-08)
売り上げランキング: 205,392

 

 

   

Sponsored Links

   

 

 

びわ湖バレイを二度救った奇跡

 

滋賀県大津市には大阪からも

京都からも近いスキー場として

知られているびわ湖バレイは、

スキーのオフシーズンにも関わらず

夏場でも大行列が見られる。

 

その理由はロープウェイにある!?

 

乗客たちは車窓からの琵琶湖を

一望でき、山頂にはカフェが

併設されているびわ湖テラスから

琵琶湖や滋賀の街並みを楽しむ

ことが出来るそうです。

 

3年前にオープンし、山頂にある

涼しい絶景スポットとして話題になり、

週末には入場制限が掛かることも

あるという。

 

 

80年代に起きたスキーブームで

人々びわ湖バレイに足を運んでいたが、

バブル崩壊と共に来場者

激変してしまっていた。

 

2006年には債務超過が7億円となり、

親会社が経営権を譲渡するまでに。

 

 

当時のびわ湖バレイのゴンドラは、

1台に4人しか乗れず、とにかく

狭いと評判が悪かったそうだ。

 

さらに速度も遅く、時間も

掛かったために、

 

家族全員で乗れない

 

スキー板が積みにくい

 

など、ゴンドラのせいでイライラする

スキー場になっていたとか。

 

事態を打開するために作られたのは、

121人乗りになり、最高時速は43㎞/h

という日本最速のロープウェイに!

 

さらに、総工費に30億円掛けて

施設をリニューアルさせた結果、

人気が回復、業績が上向いた。

 

 

   

Sponsored Links

   

 

 

しかし、2016年の雪不足で

びわ湖バレイはシーズンの

半分もスキー場を開けられない

事態に陥ってしまう。

 

お金を掛けて素晴らしい

ロープウェイを作っても、

雪が降らなければ人も来ない。

 

危機的状態の中、

夏の時期に山頂に

テラスを作って人を呼ぶ

事を思いついたが、

どうやって資材を運ぶのか?

という問題に衝突するが…。

 

 

大勢のお客さんをのせる

ロープウェイにテラスの

建設資材を運ぶ事に転用させ、

陸路に比べ経費縮小・時間短縮

する事ができた。

 

ロープウェイの活躍により、

雪不足の話が出て来た1月から

たった6ヶ月でテラスをオープン

させる事に成功でき、来場者

3年間で3倍の年間53万人に!

 

びわ湖バレイは、ロープウェイ

により危機を救っていた。

 

 

   

Sponsored Links