今回は12月1日放送の

ザ！世界仰天ニュース

芸能人に実際に起きた事件

命にかかわる虫刺され

を振り返ってみます。

 

 

 

2019年 ミス・ユニバース日本大会の

舞台に立った大久保沙織さん、

当時26歳は命にかかわる病を

乗り越えての挑戦だったという。

 

大久保さんは、蚊に絶対に

刺されてはいけないのだという。

 

大久保さんは1歳の時、

重度のアトピー性皮膚炎と診断され、

様々なアレルギー症状に悩まされて

来たのだという。

 

4歳の頃、足がパンパンに腫れて、

傷口は火傷した時の火膨れのようになり、

グッタリとして元気がなくなる。

 

夜になると、40度の高熱を出して

脇の下から足の付け根にかけての

リンパが腫れたという。

 

ある日、いっぱい蚊に刺されてしまった

大久保さんの刺された跡が腫れ上がり、

火膨れのようになっていた。

 

さらに40度の高熱と

リンパの痛みが起こる。

 

それは以前、足が腫れた時と

同じ症状だと両親は思う。

 

蚊に刺されると、熱が出る事を

医師に伝えると、白血球の数が異常で、

蚊に支えたことが原因で、アレルギー反応を

起こしているのでしょうという診断。

 

両親はそれ以来、虫除けを徹底したが

それでも、刺されてしまう事も。

 

そして、蚊に刺されると

病院で点滴などの処置をしても

必ず発熱とリンパの腫れが

起こる法則がわかる。

 

 

   

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熱が出るのは、

刺された6時間後。

 

その後、24時間で

症状はおさまる。

 

蚊に刺された跡は、

今でも残っている。

 

 

2016年に大学を卒業した

大久保さんは、

アナウンサーとして、

NHK和歌山に採用される。

 

仕事は楽しいが、

普段からある症状に

悩まされていた大久保さん。

 

それは数年前から、

妙な体のだるさや倦怠感があり、

年々酷くなっていたようだ。

 

喉の腫れや声が出にくいという、

アナウンサーとしてはつらい症状も。

 

 

自分の体調に不安を感じていたある日、

仰天ニュースでも紹介された

ある女性の闘病生活を知る。

 

声優の松来未祐さんのご家族が

病気を公表したニュースを見て、

症状が私と似ていると思ったそうだ。

 

声優の松来未祐さんは、

2015年に稀な病で亡くなられた。

 

松来さんは夜になると高熱が続き、

首のリンパ節が腫れたり、

声が出にくくなったりする症状に

苦しんだという。

 

それらが大久保さんの

症状に似ていた。

 

詳しく調べてみると、

この病の兆候にといわれるものに

驚くべき症状が！

 

蚊にさされると、発熱や刺された痕が

水泡になるなど、異常な反応を示す

ことがあるということ。

 

 

   

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いつものようにロケをしていた時、

足を蚊に刺されてしまうと

すぐに大きく腫れ上がり、

6時間後に高熱に襲われる。

 

いつもなら1日で下がるはずの熱が、

2日下らなかったので、検査を決意。

 

1年に約30人しか発症しない病の

診断できる病院は少ないそうだが、

大阪で見つけた。

 

診断の結果、医師は

(松来さんと同じ)

慢性活動性EBウイルス感染症

と告げる。

 

EBウイルスとは、

ごくありふれたウイルスで、

日本人成人の9割以上が感染

しているそうだ。

 

主に唾液を関しての感染で、

ほとんどの人には症状が出ない。

 

しかし、体内に入ったEBウイルスが、

通常は感染しないとされる

T細胞・NK細胞に感染してしまう

ことにより、細胞が勝手に増えたり、

活性化して、熱や炎症反応を

引き起こしてしまうそう。

 

血管・肝臓・皮膚などで炎症が起こり、

高熱や激しい倦怠感が続き、

進行すれば白血病・悪性リンパ腫になり、

死に至ることも・・・

 

治療は骨髄移植しかない！

 

病気について調べていた大久保さんは、

骨髄移植の事も知っていた。

 

急激に進行するのが特徴の病で、

松来未祐さんは骨髄移植が間に合わず、

発症から2年で亡くなられた。

 

大久保さんは発症して約20年が

経過していると思われ、一刻も早い

移植が必要とされる。

 

幸いにもドナーが見つかり、

東京で治療する事になったため、

1年でアナウンサーを辞めることに

なってしまった。

 

移植の準備のため、

抗がん剤治療や放射線治療を行うと、

髪は抜けて歩く事さえままならない。

 

そんな中で生きる目標となっていたのは、

動画で見たミス・ユニバースの世界大会。

 

大久保さんも復活したら、

ミス・ユニバースに出ようと思って、

辛い治療を受けたそうです。

 

影響力のある発信者になれば、

この病気の事を世に知られる事も

出来るのでは？考えていた。

 

 

   

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