今回は9月16日放送の
家、ついて行ってイイですか？
(明け方)
海外で家、ついて行ってイイですか？
エチオピア アディスアベバ（首都）編
アディスアベバのバスターミナルで
バス代を支払う代わりに家を見せて
もらう企画を振り返ります。
エチオピアは、人口 約1億750万人
国民平均所得 約7万2,000円/年
首都へは2015年 成田から直通便が
開通し、アフリカで唯一の
定期直行便(約16時間)
女性に話しかけてみると、
あなたに会えて神に感謝です
と返答があり、これからバスで
家に帰る途中だった。
ついて来ても問題ないと
交渉成立。
その女性の名前は
サンナイトさん18歳で、
1歳５ヶ月の息子の母。
バス代 4ブル(約15円)
お子さんは口唇口蓋裂と
呼ばれる口唇に裂け目が
出来る先天性の病状があり、
通院の帰りだったそうだ。
息子さんの名前は、
サンタイヨウ君。
夫は田舎に戻ったきり
連絡はなく、知人からは
「死んだ」という話を
聞いたという。
自宅に到着。
手前の２軒は大家さんの家で、
その奥にサンナイトさんの家。
家賃 800ブル(約3,000円)で
息子と二人暮らし。
サンナイト家STYLE1
大家さんが電気代を払い忘れる
家賃に電気代も含まれているはずが、
払い忘れたみたい。
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エチオピアの子どもSTYLE1
ケータイのおもちゃに夢中
壊れたのをおもちゃとして
もらったそうだ。
サンナイト家STYLE2
家の前になぜか大家がいる
この家には5ヶ月前から
住んでいて、前の家は
ここより小さかった。
「子どもの泣き声がうるさい」
って、ご近所さんから
よく怒られてたから
引っ越して来たようだ。
サンナイト家STYLE3
お出かけ用ウィッグ
お出かけする時に時々つける
お気に入りのウィッグ装着。
料理は、椅子の下にある
火鉢を使って炭火で調理し、
水は川で汲んできたものを
タンクに入れて、飲む分は
ペットボトルに移す。
残りはバケツに入れて
風呂や洗濯に使用。
共同のシャワー室に
案内してもらう。
サンナイト家STYLE4
風呂は共同
バケツの上に立って
体にタンクの水を注ぐ。
最後に汚くなった水を
外に捨てるという
下水設備なしの環境。
洗濯物は、タンクを使って、
毎日 手で水洗いしている。
サンナイト家STYLE5
洗濯物は毎日タンクで水洗い
石鹸を使って汚れが落ちるまで、
力を入れてゴシゴシ洗うのが
コツだそうです。
近所の人たちとはとてもいい関係を
築かせてもらっているという。
足りないものがあったら
貸してもらったり、
貸してあげたり、
最高の仲間だと話す。
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息子さんが生まれる前は
美容師をしていて、その時は
多少はお金があったが、
彼が生まれて病気を持って
いる事を知ってその治療費を
捻出する為のお金や、
私1人で彼を育てて行く事を
考えると、それまでしていた
貯金では足りなかった。
ベッドシーツやドレスなどの
持ち物を全て売らなくては
ならなかった。
その後、少し落ち着いたので
働こうとしたけれど、
その職場が悪事に手を染めていて、
警察に閉鎖されたという。
毎日の生活が本当にギリギリで
明日生きていけるかもわからなくて
それは神様の罰だと思ったという。
私が神の誓いを裏切って
夫と離婚したから…
だから生活がこんなに
苦しいんだって。
離婚の理由は、
私が妊娠した時、彼が
浮気しているという噂を
聞いたから。
職場に行ってケンカになり、
別れた。
地方から野菜を売りに来る商人で、
たまたま出会った男だった。
でも今は、近所の人たちの
洗濯や家事を手伝って、
少しずつお金を稼いで、
それで生活できるようになった。
近所の人が子どもを預かってくれて、
また美容室のアルバイトにも
行けるようになった。
この子に出会えたおかげで
自分の心に平和がある、
神が私に唯一残してくれた宝物。
学校に通い始める前には
何とかして手術代を貯めて、
この病気を治してあげたい。
息子にはこの国を動かす立派な
公務員になってもらいたい。
自分は、美容師に戻って
自分のお店を持ちたいという
夢があった。
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