今回は10月6日放送の
日本全国大捜索‼
ポツンと一軒家
を振り返ってみます。
衛星写真を拡大すると見えてくる、
山奥にポツンと建つ一軒家に
スポットを当てる番組。
建物が密集
道路が見えない
衛星写真で見つけた愛媛県の
ポツンと一軒家を目指し
最寄りの集落から捜索開始。
集落に入ると、洗濯物を
干している？お母さん発見。
道を聞こうとすると、
分かるかな？お父さんの方が
よう知っとるかもって事で
お父さんに聞いてみると、
衛星写真を確認する前から
ポツンと一軒家と聞いただけで
後ろの山を指さしていた。
お父さんによると、目指す
ポツンと一軒家の主は、
76歳のクボミチカズさんが
夫婦で野菜を作っているという。
行くまでの道を教えて貰い、
捜索再開。
さっき教えて貰った目印の
ガードレールまで上ってきた。
景色を楽しむ余裕があったが、
ガードレールがなくなり、
狭い崖道に突入。
しばらくすると、目指す
ポツンと一軒家とは違う
家が現れたが人が居そうなので
家を訪ねて道を聞いてみる。
声を掛けるが返事がなく、
衛星写真をよく見てみると
目指すポツンと一軒家から
300mほど離れた所に家のような
ものが写っていて、現在地は
この場所らしい。
するとその時、軽トラが
やってきたので話を聞いて
みると、クボさん夫婦だった。
ポツンと一軒家の主
クボミチカズさん78歳
ハルコさん80歳。
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衛星写真を確認して貰うが
ウチとは違うと言われてしまう。
捜索開始、ポツンと一軒家は
誰のお家？
衛星写真で見つけた愛媛県の
ポツンと一軒家を捜索中に
クボさんに遭遇し、
とりあえずついて行くと、
家が何軒か建っていた。
そこは空き家に
なっていているという。
全く違う場所に
来てしまったのか？と、
思いつつ広い畑に入っていく。
そこにはクボさんの息子さんが
いらっしゃったので衛星写真を
見て貰うと、キタオカさんの
家だという。
とにかくポツンと一軒家に
辿り着いた。
衛星写真では山の影になり、
暗くて見えていなかったが、
畑の反対側にも何軒も家があった。
元々はこの部落で9軒あったそうな。
皆、麓の方に下りて行かれて、
空き家になって崩れている感じで、
形が残っているのがキタオカさんの
家だが、人は住んでおらず麓で
暮しているそうだ。
35年前に消滅集落に。
しかし今も畑は残っていて、
11年前にクボさんは定年退職後、
ほぼ毎日畑通っているという。
息子さんも毎週末、両親の手伝い。
息子さんのご厚意により、
キタオカさんに電話して
貰える事になった。
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ところが本日は用事があるそうで
上がって来れないが、お休みの
日に上がって畑を耕したり、
多少使うくらいで
もうほとんど使ってはないという。
多少、壊れかけてますので
中にも入れないが、中学校まで
住んでいたというお母さん。
ちょっと山過ぎるので、
高校の頃は別の所に住んで
行ったそうだ。
空き家になって約50年で、
母屋脇のプレハブ小屋を
農機具置き場に使っているだけ。
クボさんの家は急斜面の集落の
一番上にあって35年前まで
1人で暮していた亡母が最後の住人。
今は小藪竹藪になっていまい、
崩壊していた。
10年前くらいまでは建っていたが、
茅葺屋根だったので出入りというか
戸を開けんかったらどうしても
痛みが早いんで潰れてしまったようだ。
この山の集落で、代々
農家を続けていたクボ家。
その家で息子さんが生まれ、
結婚を機に山を下り、麓で生活。
母親だけは長い間、
1人残って生活。
母屋が完全に形を失ったいま、
その脇にかろうじて原形を
留めていた場所があった。
この場所を見ると、息子さんは
亡祖母との記憶が蘇るという
五右衛門風呂があった。
家はもうなくなってしまったが、
麓の町では見る事が出来ない、
日々表情を変える山の景色を堪能できる。
300m手前の誰も居なかった
プレハブ小屋は、クボさん夫婦が
畑仕事に来た時に休憩できる
場所として20年前に建てていた。
いつまで経ってもここは故郷、
大事な土地を風化させないため、
親子揃って畑仕事に精を出している。
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