今回は12月1日放送の
日本全国大捜索‼
ポツンと一軒家
を振り返ってみます。
衛星写真を拡大すると見えてくる、
山奥にポツンと建つ一軒家に
スポットを当てる番組。
広く切り拓かれた敷地
数棟の建物が密集
近くに川も?
衛星写真で見つけた高知県の
ポツンと一軒家を目指し
最寄りの集落から捜索開始。
集落に到着、住人を探していると、
お父さんを発見。
衛星写真を見てもらうと、
ニシムラタケオくんの家と即答!
目指すポツンと一軒家には、
77、78歳のニシムラタケオさんが
夫婦2人で暮しているという。
道を教えてもらい、
捜索再開。
ポツンと一軒家は、
ここから一里のおよそ4㎞先の
一本道をひたすら奥へと進み、
車幅ギリギリの狭い川沿いの道へ。
そこからまた、奥まで進むと
一本道と聞いていたが、二股に
別れる道が目の前にある。
真っすぐ進むと突然、
砂利道に変わったが
ポツンと一軒家も発見。
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お母さん発見、衛星写真も
確認してもらった。
タイミングよく、
ご主人も帰宅される。
ポツンと一軒家の主
ニシムラタケオさん77歳は、
まだまだ、ここら辺は
ポツンと一軒家のうちに
入らんでよと否定されていた。
夫婦2人で暮し、庭には
防災用の貯水池があり、
鯉が暮らしている。
そんな話をご主人としていると、
奥さんが何かを持って近づいてきた。
そこには、大きな容器に入っていた
蜂蜜が入っていて、食パンも登場。
自家製の蜂蜜をたっぷり食パンに
塗って、ご馳走してもらう捜索隊。
自家製の蜂蜜は、ニシムラさんが
家の脇に置いた蜂の巣箱から収穫
された混じりっ気のない天然のもの。
夫婦揃って蜂蜜が大好物で
毎日、欠かさず食べるそうで
ご主人が山で拾った切り株を
くり抜いて巣箱にしていた。
今は夫婦2人で暮しているが、
この家は元々、ご主人の生家
ではないのだという。
元々ここは、ご主人の父親の
お姉さん(伯母)が嫁いだ家で、
63年前に伯母夫婦が息子家族と
同居する事となり、市内に転居。
それを機に、ニシムラ家が
土地を買って、当時 中学生だった
ニシムラさんと両親が麓の町から
移り住んだのだという。
その際、古い元の家を壊して
建替えたのが、青い瓦屋根の母屋。
28年前に両親が亡くなってから
夫婦2人暮らし。
土手打ちの玄関 兼 台所
をみせてもらう。
家の中に造ると家がダメになる
ので、お風呂と便所は母屋と
独立させてあった。
数年前にご主人が膝を悪くしてから
洗浄機能付きの洋式に変えたトイレの
隣に洗濯機置き場を兼ねた
お風呂場がある。
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家の前には約1000坪の棚田が
広がり、現在は棚田半分で
自宅用と親戚用の稲作をし、
出荷はしていない。
以前は、ビニールハウスもあり
山葵やインゲン、小茄子などの
野菜も出荷していたそうだ。
麓からニシムラ家まで続いていた
山道のさらに奥へ行くと、
広大な国有林が広がる。
かつてはその場所に大勢の人が働き、
何軒も家が建ち、集落があった。
捜索隊が車で通ってきた道は、
その後も、ポツンと建つ
一軒家に暮らす
ニシムラさん夫婦。
33年前の昭和61年にお見合い結婚した
2人の歳はお互いに43歳。
お互いに初婚で、当時としては
かなりの晩婚だった。
奥さんは結婚する前、町で縫製工場に
勤務していた。
運命的な出会いだったという奥さんは、
嫁いで来た時から大自然の中の暮らしが
気に入っていたという。
そんな奥さんの特にお気に入りの場所は、
春になると家の前で美しく咲く藤の花。
毎年、満開の藤棚の前でご主人に
写真を撮ってもらう。
これから先もこの家を
離れる事はないそうで
お互い100歳を目指す。