今回は11月28日放送の
ビーバップ!ハイヒール
衝動買いの対処法
の回を振り返って
みたいと思います。
衝動買いの原因は脳?
”ムダ遣い”させる脳の
メカニズムが解明。
消費者の行動を
脳の働きから科学的に
脳科学者の中野信子先生が
教えてくれる。
最近の著書「ブラックマーケティング」
では、消費社会の真相に潜む「その気」
にさせる仕掛けと脳が「その気」に
なってしまう現象を解き明かしている。
中野先生によると、詐欺とか犯罪に
巻き込まれてしまう可能性もあります、
自分の脳が今、どういう状況にあるのか
を知っておけば、そういった犯罪に
巻き込まれる事も少なくなるという。
セロトニンの囁き
少子化が進む一方で、
幼児教育系ビジネス市場が
拡大させていて、人気がある
子供の習い事ベスト3には、
1位 水泳
2位 英会話
3位 ピアノ
子どもの教育に熱心なのは、
父親よりも母親である事が多い。
それは、脳におけるセロトニンの
量が関係しているからだそうで、
人は焦りや不安といったストレスを
感じるとセロトニンが減少し、精神の
安定が保てなくなってしまう。
このセロトニンを作る能力は、
男性より女性の方が低いという
研究が、アメリカ 科学アカデミー
の論文で発表されたそうだ。
つまり、男性より女性の方が
不安を感じやすい。
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さらに、セロトニンの量と
月経は連動していて、月経前は
セロトニンが減るのだという。
幼児教育の広告など母親向けが多く、
女性のセロトニンの量を
利用した商売もある。
セに乗るのは脳の○○
流行やブームは深く考えずに
周囲と同調してしまうのも脳が
関係しているそうだ。
ブームに乗ってしまうのは、
脳がサボろうとするからだという。
何かを考えたり、選択する時に脳は
膨大なエネルギーを使用するが、
脳は基本的に怠け者でサボろうとする。
できるだけ消費エネルギーを
少なくする選択をするようだ。
誰かが決めてくれるなら
自分で決めず、誰かに委ねて
その選択を受け入れようとする。
これは脳の欠陥であるかもしれず、
世の中のブームは脳の欠陥を
利用しているのかもしれない。
オキシトシンの温もり
アイドルなどのファンはCD本体より、
握手会や投票権といったおまけに
お金を払っている。
それには脳内のオキシトシン
が利用されているという。
1人の消費者が同じCDを
大量に購入、そのほとんどが
握手券や投票権が目当て。
そこにの大きく関わっているのが、
人とのつながりや、愛情を感じた時に
分泌されるオキシトシンだという。
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時に女性が出産や授乳の際に
大量に分泌して、それによって
親子の絆や愛情が深まると
言われているようです。
SNSの普及によって、より身近に
スキンシップを感じる事ができて、
オキシトシンが分泌される。
好きな人をもっと好きになったり、
繋がりたい、共有したいという
思いが強くなるのだそうです。
その極めつきが握手会で、
オキシトシンはボディタッチした時、
大量に分泌され、もっとそのアイドルを
応援したい気持ちになる。
また、そのアイドルの女の子達も
ただ手を握るだけでなく、両手で手を
包み込むように握り大きく振るだけで、
より多くのオキシトシンが分泌される
事を学んでいるとか。
オキシトシン以外にも、
応援するという行為は、
自分が応援するアイドルが
勝か負けるかのギャンブル性を
持っていて、この時、大量の
ドーパミンが分泌される。
こうした仕掛けによって、ファンの
脳は快楽の回路を繰り返し刺激されて、
知らないうちにお金を使わされている。
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