今回は11月29日放送の
あの家は今・・・？
日本全国大捜索‼
ポツンと一軒家
を振り返ってみます。
衛星写真を拡大すると見えてくる、
山奥にポツンと建つ一軒家に
スポットを当てる番組。
1年10ヵ月前に訪ねたあのポツンと一軒家は今？
2019年1月6日放送
岩手県のポツンと一軒家は、
青森県との県境の山奥
横長に切り拓かれた広大な土地。
ポツンと一軒家の主は、
おりがないよねさくさん当時85歳。
衛星写真で見つけた岩手県の
ポツンと一軒家を目指し、
最寄りの集落へ向かう。
気温が低い早朝、溶けた雪が
凍って路面が滑りやすい。
スピードを落として
ゆっくり下り坂を進むと、
集落に到着。
大きな家の前で、車を洗う
若い男性を発見。
拡大した衛星写真を見て
貰っていると、違う男性が
現れ、住人は途中からこの辺を
買った人ではないかという。
道を教えてもらい、
捜索再開。
人が家に帰る道じゃなく、
ここで合っているのか不安になった
捜索隊だったが、左に脇道があった。
その奥に家らしきものと、
車が見えた。
ポツンと一軒家に
辿り着いた。
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衛星写真で見えていた
細長くて広い敷地には、
一面に芝生が張られている。
家に向かって声を掛けるが、
返事がなく、返ってくるのは
こだまだけだった。
諦めかけたその時、
ガラガラと音がして
人が出てきた。
一瞬、10歳年を間違えてしまった
ポツンと一軒家の主、
おりがないよねさくさん当時85歳。
おりがないさんによると、
この場所は定年前に譲り受けて
通ってきているそうだが、
この日は泊まるらしい。
幅50m 全長400mの範囲に
綺麗に芝生を敷き詰めた
自作のゴルフ練習場がある。
25年前は、水田と畑地だった。
当時、奥さんの親戚が所有していた
農地をおりがないさんが購入した。
その田畑に芝の種を撒き、
田畑を全体芝生に！
半年かけて1人で広大な
ゴルフ練習場にした。
中学卒業後、
電気工事会社に就職。
大規模な工事現場で、
大型重機の運転手としても
長く働いていたそうだ。
定年後は、その経験を活かして
田畑を自力でゴルフ練習場にした。
完成後は、仲間を呼んで
ゴルフを満喫。
本物のゴルフ場らしくするため、
松や桜を植えて育てた。
池には鯉がいる。
前の住人はその池で鱒の養殖を
していたが、そこに鯉を放して
そのまま使っているという。
入り口に建っている倉庫は、
土地を購入した時に
建っていたもの。
その向かいにある建物は、
20年前に空いていた場所で
基礎と屋根以外は自力で
建築させていた。
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その家の中には、奥さんと
長女の姿があった。
おりがないさん夫婦は、
65年前に結婚。
2人の子どもはずいぶん前に独立し、
青森にある自宅から車で1時間程かけて
週4日 夫婦で山奥の別宅に泊まり、
夫婦の時間を楽しんでいる。
休日には大勢の仲間が集合したが、
高齢になり皆、集まる機会も減少。
1年前に高熱を出して救急搬送された
おりがないさんは、2週間の検査入院中
ずっと、この家に帰りたいと言っていたとか。
病気になってもここに来る理由は、
ゴルフ練習場の敷地に沿って流れる川が、
台風や大雨で土砂崩れを起こしてしまう。
放置すると川が氾濫する恐れがあり、
川が気がかりになっていた。
あれから1年10ヶ月…
ポツンと一軒家を毎週欠かさず見て、
この番組に出られたのがずっと
嬉しいみたいで、みんなに
自慢しているというおりがないさん。
放送後、町内の人たち、婦人会の人たちも
団体で訪問に来てくれたという。
夫婦共88歳で県知事から表彰される。
ゴールデンウィークに山へ行った時、
梯子から落下してしまった
おりがないさんは骨折。
救急車と事情聴取のため、
警察も来て良い所だと
褒めてもらった。
下半身麻痺の可能性を医者から
指摘されるも、山に行かなきゃ
いけないと周りを困らせたとか。
今後のおりがないさんの目標は、
93歳まで山作業をすること。
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