今回は4月20日放送の

ザ!世界仰天ニュース

起きられない中学生の謎

を振り返ってみたいと思います。

 

 

主に10代の特に女性が怠けている、

サボっているなどと誤解され、

苦しんでいる病が存在するという。

 

 

2018年、いつも通りの朝。

 

中学1年生の少女が、

なかなか起きられない。

 

翌朝も、その翌朝も

どうしても起きられない。

 

 

この少女は最近、

全国で話題になっている

起きられない中学生。

 

朝 起きられない少女の家族は、

学校でいじめられている?と、

心配する。

 

それは、ようやく起きたと

思ったら、お腹が痛いと

トイレから出て来ないため。

 

学校に行くかと思いきや、

やっぱりお腹が痛いと、

遅刻や欠席が増えてしまう。

 

何度が病院にも行ったが、

風邪や胃腸炎という診断で、

整腸剤を処方される。

 

体が悪くないのなら、

心の問題なのか?と

両親は思う。

 

そのため、ちょっとくらい

嫌な事があるからって

学校休んでどうする?

 

人生これから嫌な事たくさんある

その度に逃げてたらキリがない

と、言われてしまう。

 

だが、少女は学校に行きたくなくて

仮病を使っている訳ではなかった。

 

症状は次第に悪化していく。

 

 

   

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何とか学校へ行くものの、

帰宅するなりソファーにゴロリ。

 

吐き気や食欲不振を訴えるようになり、

風呂上がりには髪の毛も乾かさずに

放心状態になってしまう。

 

気になり、CTスキャンや血液検査を

行ったが、異常は見つからない。

 

 

症状が出て7ヵ月、

激しい腹痛と脚のしびれ、

大学病院へ。

 

医師少女が寝ている状態で、

血圧を測定した後、立たせて

再び、血圧測定。

 

 

そして、ようやく

不調の原因が分かった。

 

 

起立性調節障害

 

人間は立った状態では、

重力により血液が下半身に

溜まっている。

 

通常はそれを防ぐため、

心臓や血管などにある

センサーが働き、

下半身の血管を絞めて、

血液を押し上げ、

一時的に心拍数を

上げるという。

 

センサーに何らかの異常があると、

血管や心臓のコントロールが

上手くいかず、脳に血液が

いきにくくなる。

 

そこから、立ちくらみ・

倦怠感・失神などを

引き起こしてしまう。

 

原因は、急激な体の発育のために

自律神経の働きがアンバランスに

なるからと考えられているらしい。

 

 

つまり、思春期に起きる

自律神経の機能不全。

 

軽傷も含む、中学生の10人に1人が

この病にかかっているのだそうです。

 

少女は、起きたくても起き上がれず、

どうにもならない辛い状況だった。

 

 

   

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その少女によると、

目の前が立ちくらみで

真っ暗になって、

倦怠感がすごくて、

指1本動かすのも

おっくうだったそうだ。

 

親によると、

1日 15時間も寝ている事が

あったという。

 

少女はほとんど記憶がなくて、

だるかった事は覚えているが、

起こされたことも覚えていない。

 

 

 

発症リスクを高める要素は、

水分不足と睡眠不足。

 

自律神経=精神的なものが作用

 

悩みを抱えていない活発な子どもも、

夜遊びして睡眠不足で発症する

事もあるようです。

 

医師によると最近では、

コロナで引きこもり生活を

強いられる事が多く、

ずっとベッドの上で

横たわっていると、

症状を悪化させるので、

座るとか生活の工夫が

必要だという。

 

 

健康でも、

ゴロゴロしていると発症。

 

この病には、特効薬・

確固たる治療法がない!

 

 

   

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