今回は5月15日放送の
日本全国大捜索‼
ポツンと一軒家
を振り返ってみます。
衛星写真を拡大すると見えてくる、
山奥にポツンと建つ一軒家に
スポットを当てる番組。
大きな屋根の建物
他に建物が2棟
田畑は無い?
衛星写真で見つけた石川島根県
ポツンと一軒家を目指し
最寄りの集落から捜索を開始。
最寄りの集落に到着すると、
結構 建物がいっぱいある。
洗濯物を干している
お母さんを発見し、
衛星写真をみてもらう。
そのお母さんは、お母さんにも
聞いてみてもいいですか?と、
家に戻ってもらうもわからず、
地元に詳しい人の家へ向かう。
沢山の方に見てもらうと、
目指すポツンと一軒家があるのは、
今ある集落から東へ向かい、
トンネルをくぐった向こう側。
元々、トンネルを挟んだ
両側の地域は行政区域が
異なっていたため、
詳しいことはわからない
のだという。
捜索を再開し、隣の集落へ通じる
幅が狭く、証明の無いトンネルを通過。
先を進むと、土砂崩れ跡に大きな
土嚢が何段も積まれていた。
それに気を取られていると、
目の前に銀の道と書かれた
看板を発見する。
気になり、様子を見てみる。
車から降りて、人1人分の
幅しかない細い道を下りると、
左側には綺麗な川が流れていて、
その先には橋がある。
それを渡ると、西田の石仏と
書いてあり、お地蔵さまが
祀られていた。
さらに進むと、猿の群れが!
銀の道を断念し、
ポツンと一軒家を捜索。
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隣の集落に到着し、
見掛けたお母さんに
衛星写真をみてもらう。
すると、この上の方に
家はあるが、ほとんどが
空き家だという。
調べてみると、
2016年7月3日に島根県西部を
記録的な豪雨が襲い、
大規模な水害が発生していた。
この地域の家屋も土砂崩れの
被害に遭い、大半の世帯が
麓へ移住し、空き家に
なってしまっていた。
お母さんに銀の道のことも
聞いてみると、銀山街道へ
抜ける道だと教えてくれた。
石見銀山はかつて、
日本最大規模を誇った
島根県の銀山。
戦国時代に大名の大内氏が発見し、
大正12年まで約500年
銀が採掘されていた。
最盛期の17世紀前半には年間、
38tの銀を生産して、
中国・東アジア諸国・欧州へ
輸出されたようだ。
標高537mの小高い山に掘られた
銀採掘の坑道跡が今も残る。
約1000ヵ所、全長 約100㎞。
坑道を全て手作業で掘削。
100年前にその役目を終えているが、
2007年に世界遺産に登録された。
捜索隊の見つけた銀の道は
現在、ハイキングコース。
採掘がされていた時代には、
馬に銀を載せて運んでいた道で
銀山から集落へ通じていたという。
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西田の石仏は、銀山街道の
安全祈願のため祀られた。
採掘された銀は約12㎞離れた港、
沖泊まで運ばれていたが、
今いる集落はそのほぼ中間地点にあり、
当時は宿場町として栄えた。
お母さんに地元の方を
紹介してもらうと、
目指すポツンと一軒家は
あおざさあきこさんの家では
ないかというが、
もう住んでいないらしい。
だが、ポツンと一軒家のあるじ
だというあおざささんが目の前に!
でも、あおざささんの
家ではなかった。
あおざささんの家も
ポツンと一軒家だったが、
衛星写真の家はわたなべさんの
お宅ではないかという。
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