今回は9月14日放送の

ザ!世界仰天ニュース

常識が変わった!!今はやばい事

を振り返ってみたいと思います。

 

 

 

2日目のカレーは危ないのか?

 

ある幼稚園で次の日のイベントのために

教員子ども達でカレーを作っていた。

 

出来上がったカレーを明日、

みんなで食べる。

 

次の日、再加熱して食べた数時間後、

腹痛や下痢の症状が出る集団食中毒に。

 

これは、ニュースなどでも

取り上げられている

2日目のカレーは危険という事例。

 

2日目のカレーには、

ウェルシュ菌という菌が

大増殖している可能性があった。

 

 

ウェルシュ菌は、土や水の中

動物の腸内など自然界に生息する菌で、

とくに鶏・牛・魚が保菌していることが

多く、カレーの中の食材に付着した

ウェルシュ菌が少量いる可能性が。

 

そんなカレーを料理後に

そのまま放置しておくと、

45℃前後に温度がさがった時、

ウェルシュ菌は大増殖を始める。

 

そのまま一晩置けば

鍋の中は菌だらけ。

 

そして、ウェルシュ菌を大量に

取り込むと、菌が毒素を出して

腸内の粘膜が傷害され、下痢や

腹痛を起こす。

 

基礎疾患があると

重症化する可能性もある。

 

また、熱に強く、

100℃で4時間 加熱しても

死滅しないことも…

 

 

   

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ウェルシュ菌は嫌気性の菌で

酸素がない環境を好むので、

酸素が入りづらい料理で繁殖。

 

 

東京都健康安全研究センターによる

実験結果で、常温保存したものと

冷蔵保存したものの2つを

24時間後に調べていた。

 

すると、常温保存は1日で

菌が10,000倍に増殖、

 

冷蔵保存では10倍程度増殖なので、

冷蔵保存すれば安全に食べられる。

 

45℃の時間をいかに少なくするかが

重要なので、カレー調理後は速やかに

冷やし、冷蔵・冷凍すると良い。

 

 

食環境衛生研究所の

松本彰平さんによると、

菌が入る可能性として

肉などが挙げられるが、

最近では加工・製造・販売

環境が整っているので昔と比べると、

食中毒になる危険性のものは

かなり少なくなっているという。

 

 

さらに、2021年6月にHACCPと呼ばれる

衛生管理法が義務化され、より徹底した

衛生管理で安全性が期待されている。

 

 

 

牛乳飲んでまさかの症状!

 

昔は背を伸ばしたい子が、

沢山飲んだ牛乳。

 

牛乳にはカルシウムが豊富で

様々な栄養素がバランスよく含まれ、

成長には欠かせない。

 

だが、牛乳に頼り過ぎて

まさかの事態になった子どもがいた。

 

 

好き嫌いが激しく、

自分の食べたいもの以外は

口にしなかった子ども

 

そんなが好んで

口にしていたのが牛乳。

 

偏った栄養を補えるのでは?

と、思ったは牛乳を飲ませた。

 

子どもが飲んでいたのは

1日2.5リットル以上で、

牛乳でお腹が満たされると

食事を益々食べないようになる。

 

 

   

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そんなある日、子ども

風邪をこじらせて入院すると、

血液検査の結果でヘモグロビン値

非常に低いことが判明。

 

重度の鉄欠乏性貧血だという。

 

鉄欠乏性貧血とは、

体内の鉄分が不足し、

赤血球内のヘモグロビンが

作れなくなっている状態で、

全身に十分な酸素を

届けられなくなる。

 

無症状の場合もあるが、

動悸・息切れ・倦怠感などを

引き起こす。

 

一般的に乳幼児は鉄分不足による

貧血になりやすいが、食事から

鉄分が補われていれば問題なし。

 

だが、この子ども

きちんとした食事がとれていない。

 

 

一般的な牛乳に鉄分は

ほとんど含まれていない。

 

カルシウムは豊富に含まれているが、

過剰に摂取すると、鉄分の体内での

利用率を低下させることもあるという。

 

こうして貧血を起こした子どもは、

貧血が原因で心不全も発症。

 

貧血により、たくさんの血液を

送り出そうとして、心臓に負担が

掛かってしまったようだ。

 

子どもに鉄分を補う点滴が

投与され、その後に食事指導を

行い、退院となった。

 

 

牛乳を飲む時には、

バランスの良い食事も!

 

 

   

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