今回は10月5日放送の
ザ！世界仰天ニュース
秋葉原無差別殺傷事件
を振り返ってみたいと思います。
事件前の2週間
2008年、東京 秋葉原で
無差別殺傷事件が発生。
捕まった男は当時25歳の
加藤智大。
大勢の人が行き交う歩行者天国に
トラックで突入し、その後
ナイフで無差別に襲った。
7人を殺害し、
10人に重軽傷を負わせた
秋葉原無差別殺傷事件。
2007年、加藤は地元の青森で、
学校給食の牛乳を配達する
仕事に就いていた。
同僚にも認められ、
正社員になる。
そんな時、単身赴任先から
帰ってきた父親から母親と
離婚した事を告げられ、
この離婚により家を
出ることになってしまう。
母親からお金を渡され、
一人で暮すことになった
智大は牛乳配達の仕事を
しながら、心の拠り所は
携帯電話の掲示板にあった。
ある日、智大は
9月末の誕生日までに
彼女ができなければ自殺する
と、書き込みをした
すると、何かに一生懸命になれば
きっと、振り向いてくれる人が
いると思うという返事をもらう。
孤独な智大は、ネットのやり取り
だけでなく、実際に言ってくれた
女性に会ってみたいと思う。
2007年9月
2週間の休暇を取りたいと、
会社にお願いするもシフトが
あるから急に言うなと断られ、
反論出来なかった智大は
行動で自分の思いを
伝えるようになる。
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仕事を辞め、書き込みをしてくれた
兵庫の女性のもとに向かったが、
振られてしまった。
東京 上野 車内で自殺をしようと
考えていた所、警察に止められる。
駐車場に約半月ほど車を止めていた為、
駐車料金が33,500円だったがお金が
ないというと、年末まで待ってもらえた。
人の温かさに助けられた智大は、
静岡県裾野市で自動車関係の
派遣社員として、お金を返すという
明確な目標を持ち、必死に働く。
2007年12月25日、駐車料金を
支払い約束を果たしたが、
同時に目標を失ってしまう。
そしてまた、携帯の掲示板に依存し、
友達できない
不細工に人権なし
彼女できない
という自虐スレッドを立ち上げる。
全てを不細工にこじつけ、
他人に簡単に死ねと言える
ような人でもイケメンなら
彼女はできます。
やっぱり中身より
顔ですよね
ブサイクな私は存在自体が
悪なのですね
その自虐ネタに多くの人が反応、
現実世界ではコミュニケーションが
苦手な智大だが、SNS内では
人気者になった気分がして、
自分の存在が認められている世界。
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2008年5月28日、派遣切りされた
智大は掲示板に投稿。
私、6月でクビだそうです
次はどこにいきましょうか
いい街ありますか？
生産が大幅に減るので
派遣は必要ないようです
すると、若い女性から
救いのメッセージが！
ネット上の人に心奪われ、
やる気になった智大が、
10日後に凄惨な事件を起こす。
智大の幼少期は教育熱心な母親に
作文は1文字でも間違いや
汚い字があると、何度もやり直し
させられていた。
生活面でも、ルールを破った時に
裸足で雪の上に立たされた。
次第に言葉を発しなくなり、
中学になると、考え事を
しているのを邪魔されただけで、
突然殴った事も…
高校は県で1番の県立へ進むが、
授業が終われば毎日
友人の家で深夜まで過ごし、
成績は急降下していった。
母親は名門大学への進学を望んでいたが、
反発するように一流大学へは進学せず、
家を出た智大は、派遣社員として
働いたが、コミュニケーションが苦手。
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