今回は10月11日放送の番組
家、ついて行ってイイですか？
(明け方）
大反響！もう一度観たい人生ドラマ
酔っ払い夫、初めて入る妻の部屋
深夜の茨城県 荒川沖駅で
タクシーをお支払いする代わりに
家を見せてもらう企画
を振り返ります。
収録日：2016年1月26日
こちらはドラマ版の第6話で、
我が家の坪倉由幸さんが
荒木淳として演じていました。
ベロンベロンに飲んだという
あらいさんと交渉成立。
あらいさんは釣具屋を
真面目にやっている。
大事にしているものは家族。
妻があまり体の調子が良くない、
でもそういう事も含めて
家族が一番だという。
子どもの作り方は知らない、
でも作る努力はしているらしい。
推定距離 6.1km 3,250円
自宅に到着。
3DK 築約20年
料理はするというあらいさん
冷蔵庫の中は控えめ。
あらい家STYLE
綺麗にしないと落ち着かない
あらいさんの奥さんは、
闘病中で入院されている。
奥さんとはたまたま自分のお店で出会い、
一目惚れしたあらいさんはアタックした。
初デートは釣りで、ちょっと洒落たものを
奢ってあげたいと思ったが、その前に
私、お弁当作ってきた。
と、言われ、
それは効きますよ
と、あらいさんは笑う。
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あらい家STYLE
奥様はマンガ家
イ♡ケ♡ナ♡イ同窓会
すみれ通信 などの作品があるが、
関与しちゃうとケンカになるから
読んだことはない。
奥さんの仕事場には一切入らないが、
今日 初めて入る。
奥さんは3年前からスキルス胃がんで、
昨年からずっと入退院を繰り返す
厳しい状態だそうだ。
3ヶ月前に「生」に対して積極的になれない
顔つきになってきて、残念ながらもう
余命は出ていると思うが、私には
言ってこないが、おそらくは半年以内。
本当は本人から渡して欲しいが、
いろいろな人の誕生日に渡すものが
入っている箱がある。
あらいさんは、はじめて入った部屋で
初めて見るものが多い。
遺影候補として使って欲しい写真も
初めて見るなどして、
難しいね、辛いね
生きていた証を全部
残してくれたんだな
残してくれてるんだな、凄いな。
俺、こんな神みたいな
神様みたいな事できないな
ありがとうな。
あ～でもまだ早いかな
まだ病院で
頑張ってくれてるもんな
と、今の心境を語っていた。
奥さんがいなくなった後のことを
考えるのかと質問されると、
考えたくはないけど
いろいろと考える
1人になった俺、
人生のリセットがかかった俺、
でも1人ぼっちの俺
色々と考えるよ
と、言う。
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ただ、言える事は
私(妻)が生きていた証は、
忘れないでください。
彼女と俺が人生を重ねたすべて
寂しさを紛らわす
っていうのもあるけど、
それ以上に願をかけて、前を向いて
すごい幸せになる時もあるし、
楽しみをもっともっとあげたい。
春に作品展を開くことが目下の夢。
奥さんが退院したら、
一緒に行こうと思っている
シネマチケット。
一緒にいてくれるなら
なんでもいいというあらいさんだった。
取材から4ヵ月後、
奥さんは念願だった作品展を開催。
その1ヵ月後2016年6月30日
天国へと旅立たれそうで、
ご冥福をお祈りいたします。
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