今回は6月5日放送の
日本全国大捜索‼
ポツンと一軒家
を振り返ってみます。
衛星写真を拡大すると見えてくる、
山奥にポツンと建つ一軒家に
スポットを当てる番組。
森に囲まれた立地
田畑は無い?
家のそばに車が
広い耕作地
衛星写真で見つけた長崎県の
ポツンと一軒家を目指し、
最寄りの集落から捜索開始。
ビニールハウスの近くにいた
お父さんに衛星写真を
確認して貰ったが、
情報は得られなかった。
ところが隣のビニールハウスで
働くシゲルさんならわかるかも
しれないと声を掛けてもらった。
こにしさんが営む
コニシ牧場で聞けば
わかるかもしれないと
教えてもらう。
ここにある21棟の
ビニールハウスで
育てられているのは、
すべてミニトマト。
シゲルさんに声を掛けてくれた
お父さんが所有するもので、
糖度と味のバランスが良いと評判。
捜索再開し、高い山の頂上近くまで
行った時、建物を発見!
そこには小西畜産社長の
小西さんがいたが、
捜索隊が探していた
ポツンと一軒家には
まつおさんの家だったが、
誰も住んでいない空き家だった。
4年ほど前に生活用水に
使っていた水源が、
枯れてしまい
暮せなくなった。
小西さんに新たな
ポツンと一軒家の情報を
教えてもらった。
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50年ほど前に祖父の代に
この山の上の土地を購入し、
畜産業をしていた小西家。
牛糞を使って堆肥を作っている
建物のまわりには何棟もの
牛舎が立ち並ぶ。
現在300頭ほどの肉牛を
飼育して、市場に出荷している。
もともと目指していた
ポツンと一軒家から
500m入った山の奥の
ポツンと一軒家へ向かう。
ポツンと一軒家に辿り着いたが、
留守のようなので帰ろうとした時、
一台の軽トラが止まった。
トラックに乗っていた女性の
元実家だが、今は弟さんが
管理しているという。
後日、約束を取り付け
再びポツンと一軒家
へ向かった。
電話で話して1週間、
ようやく会えた
ポツンと一軒家のあるじ、
みずぐちかずひろさん66歳。
アマチュア無線用の
巨大なアンテナ2基、
基礎までは自分で
底掘りして建てた。
上はクレーンをチャーターして、
クレーンで吊って建てたそう。
元々、この家はかずひろさんの
お父さんが建てた。
みずぐち家がこの山に
住みはじめたのは、
百年ほど前で
かずひろさんの曽祖父が
山を買って移住。
林業とみかん農家を兼業。
みずぐち家の6人兄弟の
長男として生まれた
かずひろさんは高校を卒業後、
陸上自衛隊に入隊。
兄弟全員が実家を出た後、
両親2人で生活していたが、
24年前の父親の死後、
空き家となってしまった。
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その後、しばらく人に貸していたが、
8年前にまた空き家になったので、
かずひろさんが山と家の管理を兼ね、
週末に1時間半掛けて、通ってきている。
陸上自衛隊の施設科に所属し、
災害時に被災地で道路の復旧などの
任務に就いていたかずひろさんは、
54歳の定年まで36年間勤務した。
現在は週に5日、地元の
保育園の職員として勤務。
そんなかずひろさんが週末、
ポツンと一軒家に通う楽しみの
1つは母屋の裏の小さな畑で、
野菜を作ること。
そこでは、グリーンピース・
スイカ・カボチャなどが
育てられている。
第4次中東戦争後、
シリアとイスラエルの
国境地域にあるゴラン高原に
1996年~2013年まで日本も
停戦管理を目的に自衛隊を派遣。
この時の国連平和維持活動
「PKO」に自衛隊だった
かずひろさんも参加していた。
実家に通う1番の目的は、
アマチュア無線をやるため。
自衛隊にいた30歳の時に、
その頃ブームだった
アマチュア無線を開始。
電波の出力制限が厳しい
住宅地では満足できず、
6年前に巨大なアンテナを
2基建設し、思う存分
アマチュア無線を満喫している。
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