今回は9月5日放送の

激レアさんを連れてきた。

作れば作るほど損をする

「幻のコロッケ」を30年先まで

作り続けることが確定している人

ニッタさんを振り返って

みたいと思います。

 

ニッタさんはお肉屋さんの三代目、

そこで売られているとある

コロッケが上質な肉を使いすぎて

コストオーバー!

 

それが爆発的人気で予約が

30年待ちで、ずっとコロッケを

作らなきゃいけず、作るだけ

赤字になってしまう。

 

今日、注文していただいて、

30年と6ヵ月先になるという。

 

 

大正15年創業の老舗精肉店

名産神戸肉 但馬牛 旭屋

 

神戸牛をこよなく愛す

ニッタさんが生み出したのが、

幻のコロッケ。

 

命覚悟で注文するほどで、

お店の離れで1つ1つ手作業で

作られている。

 

今は2013年9月に注文されたものを

各注文先に発送している。

 

 

ニッタさんはなぜ、幻のコロッケを

作り始め、30年という待ち年数に

なってしまったのか?

 

全ての始まりは神戸牛を

愛し過ぎた男の壮大な計画にある!?

 

 

まず、友人の勧めでお肉の

ネット通販を始めたところ、

離島からの注文だった。

 

離島の方はテレビでは

よくみるけど食べたことが

ないので、日本中に神戸牛の

美味しさを届けたいと思った。

 

 

   

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だが、神戸牛の値段は

世界トップクラス。

 

どうすれば多くの人に神戸牛を

食べて貰えるかを悩み抜いた結果、

コロッケでええやん!

 

こうして、少しでもお手頃価格で

届けたいとニッタさんが

生み出したのは、神戸牛を

使った極みコロッケ。

 

サイコロ状にカットされた

最高級A5ランクの神戸牛、

追熟で糖度を上げたジャガイモに

淡路島産の玉ねぎなど、具材にも

こだわり抜いている。

 

原価は1個 約700円で、

お肉だけで約600円かかる。

 

だが、販売価格は税込み300円!

 

1つ売ると-400円になってしまうが、

ニッタさんにとっては想定内。

 

極みコロッケで神戸牛爆売れ大作戦

①極みコロッケで神戸牛の美味しさをお届け

②味に感動したお客さんが神戸牛を注文

③神戸牛が全国に普及!お店もウッハウハ!

 

の予定だったが、うま過ぎて

コロッケの注文が全然止まらず、

予約待ち期間が半年超えに。

 

さんが増えたので、

1週間200個作っていたところ、

1日200個生産すると1日8万円の赤字!

 

半年待ちのコロッケに、

テレビや雑誌が食いつき、

取材依頼が殺到!

 

神戸牛を全国に届けたいと

思っているニッタさんは、

全取材にフル対応!

 

そこで、10年待ちの状態に!

 

 

   

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予約期間が10年にもなると、

待つ側にも変化が起きる。

 

 

極みコロッケあるある

 

本人不在でパニック両親

 

ニッタさんは発送1週間前に

さんに電話確認するが、

注文していた本人は嫁いで

家を出ており、何も知らない

両親が電話に出ると、新手の

詐欺などパニックになってしまい、

10年待ったコロッケがキャンセルに!

 

ところが注文した本人が、

いつ届くのかと電話が掛かって

きたので、2年前にキャンセル

したと伝える。

 

 

 

2016年、予約年数が

14年を突破する。

 

すると、14年と聞いた

さんからメディアに

取り上げられたいから

わざとゆっくり作ってない?と、

心無い言葉を言われることも。

 

神戸牛の美味しさを届ける

極みコロッケがいつしか、

人の負の感情をむき出しにする

ネガティブコロッケへと変貌。

 

ついには心が折れて、

ホームページ上の

「カートに入れる」

ボタンを削除。

 

受注をストップすること3年、

予約も10年まで減ったが、

再開を待ち望む電話が殺到。

 

再開を望むおさんの対応を

していたある日、はあと半年で

極みコロッケが届く頃に病気で

入院してしまい、絶対に生きてやる!

と、極みコロッケが生きる原動力になった。

 

私に生きる勇気を与えてくれた、

どうか極みコロッケを再開してくださいと

お願いされ、3年ぶりに「カートに入れる」

ボタンを復活させた。

 

 

   

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