今回は10月31日放送の
千鳥のかいつまんで
教えてほしいんじゃ!
を振り返ってみたいと思います。
言われてみたら気になる疑問を
あまり知的ではない千鳥にも
わかるレベルでやさ~しく解説する。
21歳大学生からの疑問、
やらなきゃいけないと
わかっていてもどうしてつい
ダラダラしてしまうんじゃ?
明治大学 石川幹人教授が
かいつまんで説明すると、
生物としては
ダラダラしてしまうことの方が
当たり前で自然な事!だという。
動物は、
眠たくなったら寝て、
お腹が空いたら食べて、
のどが渇いたら飲む。
本能のままにダラダラと
生きることが自然な状態。
あれこれ動き回ると、
エネルギーを消費し、
食料がもっと必要に
なってしまうので、
生きるという点では
ダラダラしていた方が効率的。
我々の先祖もそうした生活を
長くやってきたが、約1万年前に
始まった農業で大きな変化が!
農業を始めたことで、安定した
食料が確保されるようになり、
人類にとってとても大きな
進化になったという。
しかし、農業は
春に種をまき、
秋に作物を収穫するなど、
計画的な作業を
しなければならない。
そこで、締め切りという
新たな考えが誕生。
締切があることで、
本能はダラダラしたいけど、
ダラダラしていると食べ物が
手に入らなくなってしまうので、
ダラダラしていられなくなった。
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締め切りに追われる生活は
現代も一緒!
小学校の宿題や仕事の納期など、
日々やらなくてはいけない
締め切りに追われながら生きている。
17歳学生からの疑問、
犬は人間と違って
毎食 同じご飯なのに
なんで飽きないんじゃ?
番組では犬を飼っている人
1122人にアンケート。
毎食同じご飯をあげても喜んで
食べていると答えた人は82%だった。
北里大学 獣医学部
有原圭三先生が
かいつまんで説明すると、
犬は食事で
必要な栄養素だけを
とれればいいから
だという。
犬と人間の舌には味蕾と呼ばれる
食べ物の味を感じる味覚細胞がある。
だが、人間の舌の味覚細胞の数が
約10,000個に対し、犬の舌には
約2,000個しかない。
犬の味覚の役割は
2つあるという。
タンパク質やビタミン、
脂肪やミネラルなどの
犬にとって必要な栄養素が
ちゃんと入っているか確認
する役割。
腐っていないか、毒はないか
といった食べて大丈夫かどうか
危険を判断する役割。
犬にとって味覚は主に
この2つを判断するためで、
人間のように食事の味を
楽しむためではない。
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30歳主婦からの疑問、
辛いモノが得意な人って
苦手な人と
体の何が違うんじゃ??
昭和大学 医学部講師
髙山靖規先生が
かいつまんで説明すると、
TRPV1が鈍いから!だという。
人が辛さを感じるのは、
辛さを感じるセンサー
TRPV1があるから。
これは、舌の中の神経にあり、
唐辛子の主成分であるカプサイシンに
反応して辛さを感じ取っているという。
いけるかも!→後から辛くなる
辛さを送れて感じるのは、
TRPV1が舌の中にあるから。
TRPV1が鈍い
→辛さを感じにくい
→辛い物がとくい
TRPV1が敏感
→辛さを感じやすい
→辛い物が苦手
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