今回は、1月17日放送された

カズレーザーと学ぶ。

現代人を健康にする食

を振り返って

いきたいと思いますので

宜しくお願いいたします。

 

 

前文

 

 

うつや肩こりは食が原因!?

隠れアレルギーに注意せよ!

 

講義して下さるのは、

栄養療法専門医 溝口徹先生。

 

近年、脳と腸の

密接な関係が明らかに。

 

例えば、脳が過度な緊張やストレスを

感じると、ノルアドレナリンという

ホルモンを分泌し、腸内の日和見菌を

悪玉化させて腸漏れ症候群を招く。

 

また、腸が荒れると

脳のバリア血液脳関門も緩み、

有害物質の流入、精神伝達の物質

GABAの流出を起こし、イライラや

うつの引き金になる!?

 

 

溝口徹先生によると、

日和見菌の悪玉化を防ぐためには

まず、ストレスをコントロール

することと、甘い物を控えること。

 

ストレス時 甘い物を食べると

日和見菌が悪玉化 脳にも影響!

 

 

 

強い腸の粘膜に戻すことは可能

 

溝口先生によると、

脳の粘膜を丈夫にさせるのは

ビタミンDが非常に大事!

 

きのこや魚の内臓に多い。

 

また、日に当たること。

 

 

   

Sponsored Links

   

 

 

両親の食事で決まる!?

子どもの生活習慣病リスク

 

講義して下さるのは、

京都府立大学 分子栄養学研究室

教授 亀井康富先生。

 

亀井先生によると、

生活習慣病というのは日々の食事・

運動・飲酒・喫煙によって

起こってくる病気。

 

だが、おさんのおなかの中にいる時に

子どもの遺伝子にある変化が起きて、

生活習慣病の発症する可能性が

高まることがわかってきたという。

 

妊娠中のおさんの食事は

もちろん大事だが、おさんの

食事も大事であることが

わかってきているのだそうです。

 

 

低栄養の母親から生まれてきた

低出生胎児が成人になった後に

生活習慣病になりやすい説がある。

 

これは遺伝子を後天的に

変化させている。

 

遺伝子に後天的に起こる変化を

エピジェネティクスという。

 

エピジェネティクスとは、遺伝子の

配列は一生変わらないが、環境に

よってそこに組み込まれたスイッチを

ONやOFFにし体質や老化、病気の

なりやすさを変化させる機能。

 

これにより、親の過度な

ダイエットによる栄養状態の

悪さから外の世界は食料の

乏しい世界だと判断した胎児

限られた食事でも生き延びるための

スイッチをONにしてしまようになる。

 

胎児が生まれてくると

十分な食料があり、

胎児が栄養をため込みすぎて、

生活習慣病リスクを高める。

 

 

   

Sponsored Links

   

 

 

実際、第二次世界大戦末期の

オランダでは1日わずか700kcalしか

摂取できない飢餓状況で生まれた

子どもの追跡調査で、心臓病・

糖尿病の発症率が高まっていた。

 

この恐ろしい遺伝子変化は

孫の代まで影響を及ぼす

可能性がある!?

 

胎児が女の子の場合は

体の中に生殖細胞

(卵子の元となる細胞)が

既にあるので、おさんの

栄養状態がである生殖細胞に

影響することは十分にあり得ると

考えられるという。

 

但し、生活習慣病はいろんな原因から

起こるので、低出生体重で生まれたから

将来必ず、生活習慣病になる訳ではない。

 

普段の食生活が一番重要!

 

 

 

親の食事と子どもの体質に関する

論文が近年、次々と発表されている。

 

2010年にオーストラリアの

ニューサウスウェールズ大学の

マウスの研究では、親が

普通の食事で親には高脂肪食を

食べてもらう。

 

すると、このから交配された

子どものすい臓に影響があって、

糖尿病になりやすく

なってしまった。

 

さらに、理化学研究所が

2020年に出した論文では、

低たんぱく質によって

父親ネズミの精子に影響があって、

情報の一部が子どもに伝わるという

分子メカニズムが報告されている。

 

ただ、この研究はネズミ

行われたものですので、

人間であてはまるかどうかは

現時点では言い切ることが出来ない。

 

 

   

Sponsored Links