今回は3月17日放送の
チコちゃんに叱られる!
Don’t sleep through ife!
笑点・ぐるナイ
まとめて叱っちゃうわよ
スペシャルを振り返ってみたいと
思いますので
宜しくお願い致します。
何も考えないで、
のほほんと暮していると
チコちゃんに叱られますよ。
NHKと日本テレビの放送70年を
記念して、日本テレビの人気番組の
皆さんがNHKの「チコちゃん」に登場。
懐石料理に「石」が
つく理由は?
詳しく教えて下さるのは
食文化史研究家 永山久夫さん。
そもそも、懐石料理の始まりは
今からおよそ400年前で、お寺の
お坊さんが修行中に食べていた食事。
当時のお坊さんは
1日1食の場合が多く、
一汁三菜のみ。
一汁三菜→懐石料理
由来となったのは、
「温石」という石。
温石は温めて懐に入れる
カイロのようなもの。
満足に食事がとれない
→体力・体温低下
そこでお坊さんは温石を
おなかに入れて、体温を上げ、
空腹を和らげていた。
お坊さんの空腹しのぎの
アイテム「懐に忍ばせた石」
にちなんで、一汁三菜の
質素な食事に「懐石料理」
という名前がついた。
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懐石料理を高貴な人の
食べ物にしたのは、千利休。
ある理由で、お茶を飲む前に
懐石料理を食べた。
千利休が茶会で出していたお茶は
「濃い茶」と呼ばれる
渋みが強いもの。
当時、この渋みを空腹時にとると、
胃の中を刺激しておなかを壊すと
信じられていた。
つまり、お茶を飲む前に軽食を
とることが良いとされていて、
懐石料理はお茶を頂く前の
軽い食事として定着していった。
懐石料理と会席料理
会席料理は江戸時代に武士が
酒を楽しむための料理。
あくまで、主役はお酒。
最初にお米を食べては
おなかがいっぱいになって、
お酒を楽しめない。
そのため、シメとして
ごはんと汁物が出る。
懐石料理は茶を飲む前に
軽く腹を満たすことが目的で、
米と汁物がはじめに出てくる。
懐石料理は茶の味を
引き立てるものが出る。
主役はあくまで、「茶」、
シンプルな皿に用いられる。
宴会の時に振る舞われる
会席はハデな皿が
用いられることが多い。
お坊さんが
おなかを温めた石
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おめでたい時に
「バンザイ」と言うのはなぜ?
詳しく教えて下さるのは
俗語研究の第一人者
梅花女子大学 米川明彦教授。
「バンザイ」が広まった
そのきっかけは明治22年
2月に大日本帝国憲法が
発布されたこと。
この時に、お祝いの言葉として
選ばれたのがバンザイ。
帝国大学(現 東京大学)の教授
外山正一さんの頑張りのおかげ。
外山さんが頼まれたのは、
大日本帝国憲法発布後の皇居から
出てくる天皇に向けて国民が
発する祝いの掛け声を1か月前
から考えた。
つつしんでお祝いを言う
奉賀からはじまったが、
「ホウ」は力が入らず、
大きな声で言いにくかった。
さらに、「賀」の母音が「ア」
のため、「阿保が」に聞こえて
しまうことがあったとか。
熱血!外山先生が頑張ったから
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