今回は3月26日放送の
日本全国大捜索‼
ポツンと一軒家
を振り返ってみます。
衛星写真を拡大すると見えてくる、
山奥にポツンと建つ一軒家に
スポットを当てる番組。
大きく切り拓かれた敷地
大小2棟の建物
敷地の右にも何かが
上部に煙突?
衛星写真で見つけた徳島県の
ポツンと一軒家を目指し、
最寄りの集落から捜索開始。
最寄り集落に倒着し、
出会ったお父さんに
この辺りの土地に詳しい
元郵便配達員のフルイさんの
家を教えて貰う。
捜索再開し、
教えて頂いたフルイさん宅へ。
フルイさんによると、
目指すポツンと一軒家のあるじは
77,8歳のイシイカズミさん。
最近は会っていないが、
奥さんと2人で暮して
いるはずだという。
イシイカズミさん宅の道を
教えて貰い、捜索再開。
ポツンと一軒家に辿り着いた。
集落でフルイさんに聞いた通り、
ポツンと一軒家はイシイさん宅で
間違いなかった。
だが、イシイカズミさんは
残念ながら亡くなり、
妻のミネヲさんも施設に
入っていて、今は娘の
ハナオカさん一家が
親子3人で暮しているそうだ。
娘さんはこれから仕事との事で、
両親に電話をしてみてくれた。
数日後、再び
ポツンと一軒家を訪問。
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やっと会えた
ポツンと一軒家の現在のあるじ
ハナオカツヨシさん61歳。
標高は800mくらいで、
去年、一回雪降った時は
積雪が27m。
雪が積もると、出入りが難しく、
仕事は休んで家の周りの除雪。
雪が降りそうだったら、
前もって奥さんが買い物に行って、
余分に何日か分買い溜めする。
最初に訪問した際は、
ハナオカさんの家の庭で
タヌキを2匹見つけたが、
住み着いてしまっている
かんじになっているという。
元々、この家は奥さんの実家で
イシイが奥さんの旧姓。
亡義祖父が最初、山だった所を
木を切って、株を起こして
石垣を積んで泥を戻して、
屋地を造った。
ツヨシさんは土木関係の
仕事をされていて、
重機を借りて、昨年道路を
新設した。
カズミさんが亡くなり、
義母の世話のため同居。
麓にある家は定期的に草刈とか、
片付けに行ったりするが、
今はこちらに住んでいる。
子供は3人で、この日は
長女のお子さんが遊びに
来ていた。
標高が高いので時々、
雲海がみえる。
時々、眼下に飛行機が
みえることも!
ハナオカさん夫婦は、
職場結婚で、麓の集落で
生活をしていた。
奥さんによると、亡祖父は
今のように車が通れる道路が
無かった頃、この辺りでは
頼まれた荷物を背負って
山を越える歩荷と呼ばれる
仕事をされていた。
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お家の右半分は元々あって、
藁葺き屋根だったのを直して、
左半分は土間とか囲炉裏が
あった所を潰して増築した。
少し離れた場所に、手造りの
お風呂場がある。
お風呂場と母屋が並ぶ場所から
一段上がった所に薪を割る
作業場がある。
焚きたてのご飯を
ボウルに入れて、
昼食の準備。
そのご飯を
うぐいすきな粉を
まぶして、おにぎりに!
結婚した34年前から今のような
生活を見据えていたツヨシさん。
生まれ育った家に家族で暮す
幸せを感じている奥さん。
そんな両親と一緒に住む次女も
この家が好きでここにいたいと
願っている。
先のことはまだわからないが、
しばらくはこのまま大勢の
親戚のためにもポツンと一軒家
に3人仲良く暮らす。
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