今回は2月27日放送の

日本全国大捜索‼

ポツンと一軒家

を振り返ってみます。

 

 

 

衛星写真を拡大すると見えてくる、

山奥にポツンと建つ一軒家に

スポットを当てる番組。

 

 

 

細長く切り拓かれた敷地

建物が1棟

大きなアンテナが2つ

道は通っている

衛星写真で見つけた山口県の

ポツンと一軒家を目指し、

最寄りの集落から捜索開始。

 

 

前編

 

 

行ったことはないが、

道はわかるという

やまざきさんに車で

先導してもらい、

衛星写真で見つけた

ポツンと一軒家へ向かう。

 

UFOを探して走っていた時には

気付かなかった細い脇道を進む。

 

やまざきさんの車が停車すると、

そこには鉄の鎖が掛かった

進入禁止の看板があった。

 

 

昔、その道の先に村があり、

やまざきさんの同級生

住んでいたそうだ。

 

その同級生の所在を知る

友人宅へ連れて行って

貰える事になった。

 

やまざきさんの友人と合流し、

友人同級生の現在の家まで

案内してもらうも、同級生

他界されていた。

 

そのため、その同級生の

兄夫婦の家に向かうが、

分からないため、末の弟さんに

連絡してもらうと有力情報が!

 

 

目指すポツンと一軒家

住んでいるアマチュア無線を

している人だという。

 

末の弟さんに山の持ち主の

お宅に案内してもらう。

 

 

   

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取材を承諾してもらい、

数日後に取材させて頂いた。

 

 

 

 

作業着姿のポツンと一軒家あるじ

いのうえとしひこさん60歳。

 

1970年代、アマチュア無線は

世界とつながる通信手段として、

一大ブームになり、当時の

子ども達の憧れだった。

 

高さ22mの巨大アンテナが5台あり、

いのうえさん自力でアンテナを建設。

 

基礎は知り合いにお願いして

やってもらった。

 

いのうえさんの普段のお仕事は

ケーブルテレビの工事業で、

高所作業車という機械を使って

電柱から光ケーブルを引っ張って、

テレビを見れるようにしている。

 

子供の頃から機械好きで、

小学生の時には

ゲルマニウムラジオを自作。

 

中学生の時にアマチュア無線に

興味を持って14歳で

アマチュア無線技士の免許取得。

 

以来、アマチュア無線歴46年。

 

大学卒業後、地元の家電メーカーに

就職したいのうえさんだったが、

31歳の時に会社を辞めて起業し、

ケーブルテレビの工事会社を設立。

 

 

このポツンと一軒家

住居ではなく、

アマチュア無線のために

いのうえさんが

建てた基地だった。

 

3年前までは無線で交信するには

この山頂の基地まで来て、無線機を

操作し、周波数を少しずつ変えながら

相手を探して交信する必要があった。

 

今ではインターネットを使うことで、

ここに来なくてもパソコンさえあれば、

いつどこからでも無線機の

遠隔操作ができる。

 

 

   

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遠隔操作はできるものの、

無線機やアンテナの

メンテナンスのため、

仲間と交代で基地に

通っているのだそう。

 

いのうえさんが毎年

参加しているという

アマチュア無線の

世界コンテストがある。

 

これは48時間以内に

どれだけ多くの地域の人と

交信できるかを競う大会で、

会場は無く、参加者各自が

無線機で交信し、その履歴を

本部が集計して順位を決める。

 

平成6年に行われた

第34回オールアジアDXコンテスト

電話部門でアジアチャンピオンに!

 

万が一、自然災害などで

電話やネット回線が繋がらなく

なった場合、山の上にある

この無線基地を中継所にして

地域のアマチュア無線仲間にと

連携し、安否確認などの情報伝達に

貢献しようという取り組みも

行っているのだそう。

 

今後はこの場所を若い人

譲っていきたいが、

なかなか育たない。

 

でも、そういう人がいれば

譲っていきたいという

いのうえさんはいつか

無線で宇宙と交信したい!

 

 

   

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