今回は、4月4日放送された
カズレーザーと学ぶ。
を振り返って
いきたいと思いますので
宜しくお願いいたします。
あなたの1万円はもう1万円じゃない
日本人が変えるべきデフレマインドとは?
金融アナリストとしても日々、
多額の資産を運用している
お金のスペシャリスト
名古屋商科大学大学院
教授 大槻奈那先生による
日本人が身につけるべき
新時代の金銭感覚について
カズと学ぶ。
凄く小さい金額の預金者の方が
いっぱいいるんだったら、
1人の人が預金を下ろしても、
その銀行にあまり影響はない。
ところが、シリコンバレー銀行と
いう所は大口の預金者の人たち
(大企業の社長さんとか)が、
SNSとかで通じ合ていて、
連絡を取り合って、念のためにと
一斉に預金を引きあげた。
このような騒ぎは暫くなかったが、
ソーシャルメディアの影響で銀行が
破綻するのは初の事例とも
言われているという。
私たちのような専門家でも
予想できなかったのだそう。
今年の3月10日、アメリカの
シリコンバレー銀行が破綻。
顧客はシリコンバレーの
IT企業社長で、慌てた預金者が
現金を次々と引き出した。
1人1人の預金額が大きかった事も
電撃的な破綻の原因。
それをきっかけに、世界中で
金融不安が加速。
新たな銀行が破綻などに
追い込まれているが、
今後は私たちの生活にも
影響は及ぶ?
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日本はだいぶシステムが
安定しているので、日本に
リスクがあるとすると、
アメリカがリーマンショックの時
みたいにだいぶ不安定になって、
結果的に株価下落・不動産価格下落
という間接的な影響という形になると思う。
リーマン・ブラザーズが破綻する前に
中小金融機関がまず、経営難に陥った。
今もそれと同じようなかたちで、
日本で言うと地方銀行の一番大きな
金融機関位の所が破綻した。
そうすると、次にもしかしたら
もっと大きなところが破綻するかも
しれないことはありえなくはない。
これで終わりかどうかは、
誰にも読めないそうです。
政策金利を上げる操作は、
インフレや景気の過熱を抑える反面、
家計の支出や企業の設備投資の勢いに
水を差すリスクもある。
そこで、アメリカの中央銀行にあたる
FRB(アメリカ連邦準備理事会)は
金融不安が起きているこのタイミングで
利上げを中止するのでは?という声もあったが、
3月22日にFRBは騒動前から言われていた
利上げを発表した。
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日本には他の先進国にない
秘密兵器がある。
キャッシュレスが進んでいるが、
日本の世の中の紙幣発行高は
増加している。
現在、日本全体の流通量は114兆円・
過去20年でみると、
2.3倍も増えている。
この現金の多くは、自宅にまとまった
現金を保管するタンス預金で、
1万円札の半分はタンス預金と
言われている。
その額は50兆円以上という試算も。
タンス預金の原因は
戦後に国が貯蓄を推奨したこと。
当時の国のポスターは
貯蓄は美徳であると宣伝していた。
背景としては、戦後復興なので
お金が必要だった。
資金を確保するために、
当時は復興資金として貯蓄を推奨。
1948年頃、全国の小学校に
こども銀行設立し、当時は
週に数回 休み時間に
児童・生徒が職員となり、
銀行業務を行った。
学校と銀行が提携して
設立したため、
通常の銀行預金と同様に
金利もついた。
子どもへの教育で
貯蓄意識が向上
1990年にバブルが崩壊して、
景気悪化とともに金利が急激に低下。
有名な銀行が相次いで倒産し、
銀行に対して不信感から
タンス預金神話が
タンス預金は安全に見えるが、
経済にはまったく寄与しないので、
日本経済にとってはデメリット。
50兆円が起業家に回れば成長。
スタートアップ企業増で
経済が元気に!
タンス預金が市場に
経済が活性化
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