今回は7月21日放送の
それって!?実際どうなの課
タダのものを売ったらいくら?
海のゴミ編を振り返っみたいと思います。
タダのものを売ったらいくら?
海のゴミ問題。
昨今、景観の悪化や漁業被害など、
世界でも問題視されている
環境問題がある。
(公財)環日本海環境協力センター
調べでは、年間 約19万トンのゴミが
日本の海岸に流れ着いていると
言われているそうです。
そこで今回は、
海岸のゴミ拾いをしながら、
その中から売れそうなものを売る。
ヤシの実プランター
ポット 植木鉢 インテリアが2,400円で、
ゴミを使って作ったゴミペンギンが
5,300円で売却されていた。
検証1日目
千葉県南房総市とタッグを組み
ゴミ拾い開始するおばたのお兄さん。
南房総市観光プロモーション課
髙名さんは、海のゴミも嫌いだが、
日差しも大嫌い。
一見、綺麗に見えるがゴミが
すごい沢山 漂着していて、
海でポイ捨てされたものでは
ないものまである。
山や街での置き忘れやポイ捨てが
原因で、川を通じて海に漂着しているそうで、
ゴミの回収量は全国で年間約3.2万トンに。
南房総地域では、
流木や海藻が多いが、
プラスチックのゴミも
どんどん増えている。
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ゴミを焼却するにも
10㎏あたり52円必要で
100kgを超えると、さらに
10㎏あたり別で
157円かかるという。
※施設によって異なります
しかも、砂や塩分などは
焼却炉を損傷する恐れがあるため、
なるべくキレイにしてから
持ち込まなければならないそうです。
おばたのお兄さんが海岸を
掃除していると変わったものが
色々落ちているのがわかった。
自転車のサドル、
100万円を超える振込用紙、
謎のブリキ缶、そば焼酎のパック、
30キロ級の巨大タイヤetc.
市役所の方が拾ったゴミの中に、
以前1,000円で売った事がある流木も。
次に見つけたのは木や竹のゴミの山は、
ボランティアの方達が集めたゴミで、
ある程度溜まると専門業者が処理を
行うのだそうだ。
その山の中には、高級寿司などに
使われるコウイカにある骨のような
ものがあった。
これは止血作用などが期待できる
漢方や亀やインコのカルシウム補給などの
用途で使用されているという。
ウミガメの背甲の骨や過去200円で売れた
シーグラス、ハコフグのミイラを発見。
ハコフグを乾燥させたものは、
800円で売却されていたこともあり、
お宝の可能性が出てくる。
市役所の方とおよそ70㎏のゴミを
拾って、この中から売れそうなものを
厳選していった。
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持ち主が特定できそうなものは、
遺失物横領罪として1年以下の懲役
または、10万円以下の罰金もしくは
科料に処せられるため、販売するものには
注意が必要だという。
検証2日目
海のゴミで稼いでいるという
あやおさんとリモート。
あやおさんは海が好きで
海の近くに住んでいたが、
沢山のゴミがあったので
どうにかしないといけないと
ゴミをお金に換えてやろう思った。
そのお金でゴミを捨てる人が
いなくなる活動をしていけたら
良いと思いついた。
プラスチックの破片や
硬くて風化しないものを使用し、
ゴミを拾ってアートにするなら
なるべくゴミを出さないように
するのが彼女のポリシーだという。
プラスチックは一度海に流出すると
回収が困難で、生態系に大きな影響を
及ぼしかねないという。
プラスチックは消化されずに
生物の胃袋にたまるため、
満腹であると勘違いし、
餓死してしまうことが。
自然消滅もしないため、
何世紀にも渡って存在し続ける
プラスチックが2050年には
魚の量を超えるかもしれない
という見解もある。
この日は、おばたのお兄さんも
アート作品を作った。
検証最終日
ハコフグを乾燥させていたものに
めちゃくちゃ虫が湧いてしまっていて、
出品できなくなてしまう。
3日間で拾ったゴミの量は
合計130㎏で、料金は991円。
計11品を出品し、
おばたのお兄さん達が拾った
海のゴミの合計金額は、
-991円だった。
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