今回は、4月11日放送された
カズレーザーと学ぶ。
最新科学で人間関係を
よくするを振り返って
いきたいと思いますので
宜しくお願いいたします。
鍵はあなたの内受容感覚
疑似心拍で緊張を解き放つ方法
緊張しすぎっていうのは
第一印象を悪くするような
可能性もある。
緊張のメカニズムを生理学観点から
研究する慶應義塾大学
教諭 皆川泰代先生。
脳と体に隠された
意外な仕組みと
緊張の対処法を
カズと学ぶ。
緊張のメカニズムとしては
まず、感情のもとになる
対象物の情報が視覚・
聴覚情報などが脳に届く。
スピーチとか自己紹介など、
聴衆が目の前にたくさんいて、
視覚野の中で活性化して、
聴衆のざわめきが聞こえて
それが聴覚野に聞こえる。
そういった情報が脳の深部の
扁桃体・視床下部といったような
部位が反応して、大変な事態が
起きているから気をつけろと
いったようなかんじで指令を
体の方に出す。
扁桃体は不安感や
恐怖心を生む場所。
そうすると、身体の中の心拍が
高まったり、発汗したりする
身体症状が数秒間で
一気に出てくる。
ただ、この時点ではまだ、
自分が緊張しているとか、
感情に気づいていない。
身体の情報を受けて、
脳の中の感情を司る島皮質が
身体状態をモニタリングする。
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心臓がドキドキしている。
一方で、周りに人が沢山いるとか、
それを照らし合わせて、やっと
自分は緊張しているというような
感情が生まれてくる。
脳→体→脳の3ステップで
人は緊張している
また、さらに緊張しているとわかると、
身体情報としては危険信号が出て、
また心臓がドキドキして、
緊張するループが続く。
過剰なノルアドレナリンで
前頭葉の機能が停止
→頭が真っ白な状態
想像するだけでも
視覚野が反応し、緊張状態に
緊張する人・しない人の違いは、
内受容感覚が大きな要因の1つで
あることがわかっているという。
人間の感覚は大きく分けると、
外受容感覚と内受容感覚がある。
空腹感・心拍・尿意・
臓器の痛み・喉の渇きなど、
体内の変化を感じ取る能力を
内受容感覚。
視覚・味覚・聴覚・
嗅覚・触覚など、
外から入ってくる
外受容感覚。
内受容感覚が鋭い人
→自身の心拍敏感=緊張しやすい
内受容感覚が正確であるほど、
リラックスしないというような
ことになる。
内受容感覚が高い人は
不安傾向が高いとも言われ、
感情の鋭さとあわせて
緊張しがち。
自分の胃が痛いことに
早く気付くのが、
内受容感覚の高い人になる。
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内受容感覚は高い方が、
利点も多い。
内受容感覚が正確でないと、
自分の身体状態に気付かないので、
例えば病気が進行しても気付かない。
自分の感情の状態が
わからないというような
ことも関連して、
うつ傾向が高くなる。
内受容感覚の正確性の算出方法
心拍数はパルスオキシメーターや
スマホの測定アプリで測定可能。
内受容感覚を磨くには
心臓に手を当てて、
自分の鼓動をじっくり
感じる事を繰り返す方法が。
島皮質が疑似心拍を
「リラックス状態」
→緊張が消える
※内受容感覚により効果に個人差があります
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