今回は4月21日放送の

チコちゃんに叱られる!

Don’t sleep through ife!

を振り返ってみたいと

思いますので

宜しくお願い致します。

 

何も考えないで、

のほほんと暮していると

チコちゃんに叱られますよ。

 

 

 

なんで野菜を食べると

シャキシャキするの?

 

詳しく教えて下さるのは

野菜に詳しい広島大学大学院

櫻井直樹特任教授。

 

櫻井特任教授によると、それは

細胞壁があるからという。

 

すべての生物は

細胞からできています

 

例えば、動物の体は

細胞のかたまりでできている。

 

野菜などの植物も細胞が集まって

できているが、細胞の周りを

「細胞壁」が覆っている。

 

動物にはなく、植物にだけある

細胞壁は文字通り、細胞の壁。

 

壁だから硬い。

 

食べることによって、

細胞壁が壊されると、

細胞の中身が一気に

はじけ出る。

 

その時に出る音と、

歯の振動が

シャキシャキの元。

 

細胞の中にある水が、

一気にはじけ出ることがポイント。

 

野菜などの植物は、

80%~90%が水分。

 

植物の細胞の周りには

多くの水が存在し、

カリウムや糖などを含んだ

細胞は、その水を吸って膨らむ。

 

細胞が膨らみすぎて、

破裂しないようにするのが、

細胞壁の役割。

 

 

   

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細胞壁がないと、

壊れてしまう。

 

小さな水の分子は通して、

砂糖は通さないという袋に

砂糖水を入れる。

 

その袋が細胞壁の役割をする。

 

ビーカーには真水を入れて、

砂糖水の入った袋を入れる。

 

ビーカーの水は、細胞壁の

周りにある水。

 

袋の中の砂糖水は細胞の中にある

カリウムや糖などを含む液体。

 

 

 

 

それを一晩おくと、袋の中の

水が増えて膨らむ。

 

これは浸透圧という働き。

 

浸透圧とは、濃度の違う液体が

隣り合わせていると、同じ濃度に

なろうとして、薄いほうから

濃い方へ水が移動していく事をいう。

 

この状態がさらに進むと、

いつか袋は破裂してしまう。

 

細胞がこれ以上、

膨らまないように

硬い壁でストップする。

 

牛や豚などの動物は

細胞壁がない

→シャキシャキしない

 

動物は根から水を吸っているので、

細胞の周りは水ばかり。

 

動物の場合は、細胞の周りに

水の代わりに血液などの体液がある。

 

動物の場合、体液と細胞の中が

ほぼ同じ濃度になっているので、

浸透圧によって細胞が膨らむ

ことはなく、細胞壁は必要ない。

 

 

   

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細胞壁がない動物は、

細胞がやわらかいので、

自分の体を支えるために

骨が必要。

 

植物は細胞壁が硬くて、

しっかりしているので、

骨がなくても体を

支えることができる。

 

 

もやしは太陽を

遮って育てますので、

太陽光を浴びたいと思って、

急激に細胞が大きくなる。

 

大きくなる分、細胞の中の

水分も増え、細胞壁は

伸びて薄くなる。

 

薄い壁の中でパンパンに

水が張っているから、

壊れた時に勢いよく

水がはじけ出す。

 

だから、シャキシャキを

より強く感じる。

 

レタスの芯の白い部分は

早く日光を浴びたいと、

細胞が大きくなった結果、

細胞壁が薄くなる上に

水分の量も増える。

 

だから、芯の方が

シャキシャキする。

 

 

   

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