今回は5月26日放送の

チコちゃんに叱られる!

Don’t sleep through life!

を振り返ってみたいと

思いますので

宜しくお願い致します。

 

何も考えないで、

のほほんと暮していると

チコちゃんに叱られますよ。

 

 

 

 

なんで梅雨ってあるの?

 

傘がない時は、目の前で

手をバタバタするのが

一番ぬれないらしいです。

※スタッフ個人の感想です。

 

詳しく教えて下さるのは

天気にまつわる全ての

業務を担う国家機関

気象庁の大気海洋部

気象情報課 及川義教さん。

 

及川さんによると、それは

チベット高原があるから

 

そもそも、梅雨というのは

春の終わりから夏にかけて、

雨や曇りの日が多く現れる現象。

 

その理由は、

チベット高原があるから

 

チベット高原とは、

ヒマラヤ山脈などの

世界最高峰の山脈が

連なる平均標高4,000m

以上のユーラシア大陸

最大の高原。

 

日本からおよそ4,000㎞も

西に位置している。

 

標高の高いチベット高原は、

夏が近づくと強い太陽の

日差しで、地面が暖められる

ことにより、気温が上昇。

 

チベット高原上空には、

暖かい空気ができます。

 

この暖められた空気こそが、

日本に梅雨をもたらす原因。

 

暖かい空気は軽いため、

その下では気圧が下がり、

そこに海から風が吹き込む。

 

 

   

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海から吹き込んできた風なので、

雨のもととなる多量の水蒸気を

含んでいる。

 

このインド洋から吹き込む

水分の多い風は、地球の自転の

影響で南西風(モンスーン)となって、

日本付近まで流れ込んでくる。

 

アジア大陸上空には、

亜熱帯ジェット気流と呼ばれる

非常に強い西風が常に吹いている。

 

この西風によって暖かい空気が

日本付近まで運ばれていく。

 

日本付近に辿り着いた

暖かい空気の下に多量の

水蒸気を含んだ風が流れ込み、

沢山の雨を降らせる積乱雲を

発生させる。

 

さらに、この暖かく湿った

空気が勢いを増し、日本の

上空で北側の冷たく乾いた

空気とせめぎ合いを始める。

 

この境目の部分が

梅雨によく聞く梅雨前線。

 

梅雨前線は停滞前線とも呼ばれ、

広い範囲で雨や曇りが続く。

 

これが梅雨。

 

チベット高原上空の暖かい空気

→日本に梅雨をもたらす

 

チベット高原がなかったら、

日本に梅雨は存在しなかったと

示す研究結果もあるようです。

 

梅雨入り発表から今の形に

なるまで、紆余曲折あった。

 

 

広報担当 渡辺さんによると、

当初と今では表現が変わっている。

 

1986年に気象情報として、

梅雨入りが発表された当初は、

6/10 北陸地方は梅雨入り

したと。みられる。

 

現在は、6月9日頃 梅雨入りしたと

みられると、かすかに今と日付の

言い方に違いがある。

 

 

   

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当初は気象庁が梅雨入りしたと

判断した日をはっきり示していた。

 

 

天気の相談や疑問に答える

天気相談所 森永さんによると

1993年に気象庁は梅雨明けの

予報を大きく外してしまった。

 

一度、発表した梅雨明けを

撤回するという事態に。

 

当時、各地の気象台にも

梅雨はいつ明けるのか?

謝るぐらいなら梅雨明けを

発表するなというような

たくさんのお声を頂いた

ようですが、この年は

結局 梅雨明けを

特定できなかったという。

 

大雨・長雨の危険

→注意喚起のため、

梅雨入りを発表

 

1995年から梅雨入り・

梅雨明けの発表の仕方を

変える事にした。

 

梅雨入りを判断するのは

とても難しいため

今年の上旬の後半に

梅雨入りしたと

みられるとした。

 

梅雨入りの条件

①平年の梅雨入り時期が近づく

②向こう1週間の予報が

 雨またはくもり

③発表当日の天候が雨やくもり

これらが揃って、「梅雨入りの発表」

 

 

   

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