今回は2025年4月29日放送の

ザ!世界仰天ニュース

食の危険スペシャル!

を振り返ってみたいと思います。

 

 

 

大好きなあの唐揚げで

絶体絶命!

 

東京河北総合病院

耳鼻咽喉科・頭頸部外科

主任部長 清水医師は実際に

手術を担当した。

 

もう、34~45年目になり、

年間約200件の手術を

行っているが、医者になって

初めての症例で誰にでも

起こりうる症例なので、

気をつけたほうがいいという。

 

 

居酒屋の定番メニューを食べて、

まさかの苦しみを味わうことに

なった女性

 

今から5年前、25歳の介護士の

仕事をされている女性は、

仕事帰りに行きつけの居酒屋へ。

 

女性の大好物の川エビ唐揚げが、

喉に刺さって、だんだん

痛くなってきた。

 

そして、ご飯を丸飲みするが、

これはかえって悪化させる

危険があるので、

やってはいけない。

 

この時、彼女の身に

起こっていたのは、

食べたエビの一部が

扁桃に刺さっていた。

 

水をガブ飲みしても、

手を突っ込んでもダメ。

 

明日、病院に行こうと決意し、

寝ようとしたが、痛みで

眠れず、そのまま朝に。

 

近くの耳鼻咽喉科に行き、

鉗子で引っ張ってもらうが、

摘出できず。

 

 

   

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紹介された河北病院では、

刺さっていた川エビが

見えなくなっていた。

 

この時、彼女の扁桃は炎症を

起こしていて、激しい

痛みがあった。

 

完全に扁桃の中に入り込んで

しまったそうで、手術で

扁桃ごと摘出する方法

しかないという。

 

扁桃は舌の付け根の

両側にある組織で、

主に口や鼻から侵入する

細菌やウイルスをキャッチし、

免疫反応を引き起こす働きを持つ。

 

その役割は幼少期に特に重要で、

病原体に対して、免疫反応を

起こし、その情報を記録。

 

そして、同じ病原体が

侵入したときに排除できるが、

10歳ごろを境に免疫機能が

成熟すると役割はなくなる。

 

疲労やストレス、睡眠不足などに

よって、免疫機能が低下すると、

大人でも扁桃炎や発熱を引き起こす。

 

炎症を繰り返す場合や、

生活に支障がある場合、

手術で摘出しても免疫機能に

大きな影響はないとされている。

 

全身麻酔で扁桃の摘出手術を

行い、30分ほどで無事終了。

 

 

川エビに限らず、食べたものが

刺さって、大ごとになった人は、

少なくない。

 

カレイの煮つけを食べた男性は、

のどにカレイの骨が刺さった。

 

ビールで一気に流し込み、

解決した気でいたが翌日、

お尻に刺すような激痛が。

 

少し動くだけでも、激痛で

汗がとまらない。

 

肛門科の医師に診てもらうと、

飲み込んだカレイの骨が胃や

腸を通過し、肛門まで到達し、

刺さっていた。

 

 

   

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そのまま、手術へ。

 

 

都内で暮す母親息子夫婦

昼食にブリを食べた

数時間後、お腹に強烈な痛みで

起き上がることすらできない。

 

原因はブリの骨だったが、

本人には骨を食べた自覚がない。

 

翌朝になっても痛みは治まらず、

深刻な病気を疑い、病院へ。

 

すると、骨が胃に貫通していた。

 

もう少し放置していたら、

傷口の周囲が化膿し、腹膜炎に

なっていた可能性も。

 

その場合は、命に関わってしまう。

 

内視鏡で骨を摘出。

 

骨を飲み込んだことに

気づかなかったのは、

女性が総入れ歯だったから。

 

総入れ歯の場合、

上顎につけると口の中を

覆ってしまい、感覚が

鈍くなってしまう。

 

それにより、口の中で

骨に気付けなかったと

考えられる。

 

 

   

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