今回は、5月23日放送された

カズレーザーと学ぶ。

狙い系犯罪組織の手口と防犯術

を振り返っていきたいと

思いますので宜しくお願いします。

 

 

 

狙い系の最新手口と防犯術

 

 

日本カウンターインテリジェンス協会

代表理事 元警視庁公安部捜査官

稲村悠先生から狙い系犯罪集団と

ターゲットにされないための

注意点をカズと学ぶ。

 

最近の強盗団の特徴は一切、

迷わずにスピーディーに

犯行を行い、白昼堂々と

行うケースも増えている。

 

ターゲットを絞り徹底的に調査し、

高速で犯行、かつ確実に実行する

のが狙い系

 

特殊詐欺グループ窃盗団

半グレ集団など様々な

犯罪集団の中で最近、被害が

急増している狙い系

 

スピーディーな犯行の裏には、

徹底的な下調べがあるという。

 

 

愛知県警が逮捕した

窃盗団のメモから、

犯行までに正確な間取りや

家族構成を把握。

 

また、違う窃盗団から

押収されたメモには、

家族全員の出勤時間や

別居している

出勤時間や実家に

訪ねて来るタイミングも

把握している。

 

愛知県警によれば、逮捕された

狙い系のメンバーが過去に

繁華街で客引きをしていた。

 

酒席での金の話を

収集されている可能性も

あるとのこと。

 

 

   

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最近、流行している

手口は、情報屋が第三者に

なりすまし、家に上がり

込んで、世間話をする。

 

たとえば、業者やガス点検

などを装い、2人以上で来る。

 

1人が家の方と直接話をして、

もう1人が点検すると言って、

敷地や2階の間取りを見る。

 

ニセ札が出回ってるからと、

警察官を装ってニセ札を確認

させてくれと、家にある現金を

見せてもらう。

 

一般の方だとニセ警官を

見分けるのは難しいので、

怪しいと思ったら、

所属を警察署に確認!

 

また、自宅のインターホンに

録画機能があると、来た人の

姿を確認できるので、

よからぬ人に対して

抑止力になる。

 

 

ピンポイントでターゲットを

絞る狙い系、時間と手間を

要する犯行だが、次々と

見つけ出せるのは闇名簿が

あるから。

 

これは、有名大学卒業者・

大企業社員・高額商品購入者

などの名簿がベースに

なっている。

 

犯罪組織は名簿をもとに

名寄せする。

 

「名寄せ」は複数の名簿から

同じ人の情報をまとめること。

 

個人の資産や勤務先などの

情報を蓄積して、複数

重なる人にターゲットを絞る。

 

犯罪組織にとって価値の高くて、

効率よく犯罪を行える名簿を

作成されていく。

 

 

   

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名寄せの手口

 

①スマホのSNSアプリ

 

メッセンジャーアプリの

投資グループに勝手に

入れられた方は危ない。

 

ターゲットを探すために

急増している手口が、

SNSアプリの投資グループ。

 

勝手に追加されて、

投資のプロを名乗る

謎の人物が

話しかけてくる。

 

やりとりをしてしまうと、

言葉巧みに個人情報を

聞き出されたり、様々な

犯罪のターゲットに

される可能性もある。

 

そもそも、入ってる時点で

メッセンジャーアプリの

IDとか電話番号を

把握されている。

※個別に把握されていなくても、

電話番号を総当たりで追加している

場合もあります

 

不審なグループに

入れられた場合は、

決して応答せず、

ブロックし、

通報した上で退会する。

 

 

②警察・電力会社のニセ電話

 

これは、家族構成を把握する

電話なので、女性ひとり

分かれば、強盗の優先順位があがる。

 

今、強盗の報道でみんな不安。

 

その不安に対して、

アプローチしてくる。

 

警察を装って、情報を

とっていく。

 

大事なのは電話を切って、

折り返すこと。

 

 

身を守る方法

・公の場で金の話をしない

・タンス預金をしない

・近隣住民と良好な関係をつくる

・自宅付近では知らない人に挨拶

・もし家に入られたら抵抗しない

 

 

   

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