今回は10月29日放送の
1番だけが知っている
ノンフィクション作家の
小松成美さんが1000人以上の
取材の中で1番魂が震えた
スターの言葉とは!?
を振り返って
みたいと思います。
それはX-JAPANのYOSHIKIさんが
衝撃告白時の言葉。
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それは今まで誰にも明かさなかった
秘密で、その話を聞いたのが1人の
女性作家 小松成美さん。
彼女は他にも、浜崎あゆみさんと
avex社長 松浦勝人氏を取材し、
禁断の愛を発表した人物。
超えるという。
10分間位沈黙が続いた後、
YOSHIKIさんはティッシュを
受け取り、涙を拭くと、それを置いて
また流れる涙を拭いていたそうだ。
小松さんは、ここから話される
そのことは特別な事なのだなあと、
その様子を見て想像していたという。
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X-JAPANのドラマーYOSHIKIさんは、
カリスマロックバンドのリーダーで、
世界がその才能を認める
トップアーティストが小松さんだけに
語ったのは、小学生の時から自分自身
誰にも話したことがない。
そして家族とも、その話をした事が
ないという、それほどかたくなに
守ってきた秘密。
それは、1999年1月に小松さんが
初めてYOSHIKIさんを取材した時で
この日の会話か特別なものだった。
なぜなら、取材の8ケ月前に
X-JAPANのギタリストだった
hideさんが突然、この世を去った。
当時、その死によって熱狂的なファン
による後追い自殺まで起きてしまう
社会的問題になった。
葬儀には、5万人の参列者が集まった。
hideさんが不慮の事故で亡くなり、
Xが解散して、YOSHIKIさん自身は
メディアから自己を遠くに置いていた。
そんな時期に、hideさんへの思いと
自らのこれからを話すという
インタビューだった。
hideさんの死について、これまで
沈黙を守ってきたYOSHIKIさんだったが、
彼は苦もんの表情を浮かべながら
ゆっくり話始めたという。
俺がXに誘わなければ、hideは
死なずに済んだかもしれない。
hideさんの死からTOSHIさん脱退
によるX解散までYOSHIKIさんは
詳細に語り尽し、時計が深夜2時
をまわった頃、2時間に及ぶ
取材が終了した。
しかし、YOSHIKIさんはこの後、
今まで誰にも明かしていないある
秘密を小松さんに告げる。
別れの挨拶をしようとした時、
YOSHIKIさんが小松さんに
もう少し時間がれば
話したいことがあると
伝えていた。
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小松さんは、hideさんのことで
言い残したことがあるのかと
思っていたそうだが、そこから
何も言葉を発する事なく、
YOSHIKIさんはただ、涙を流し
続けていた。
小松さんは彼が語り始めるまで
何も聞こうとはしなかったという。
静寂の中、YOSHIKIさんが流れる
涙をぬぐうティッシュを取る音
だけが響いていた。
そして10分間の沈黙の後、
その時の表情は本当に震えていて、
まるで小学生のような怯えたような
表情で、
あの夏の日から一度も話した
ことがないその話をします。
その言葉とは、
実は僕の父は自殺で
亡くなりました。
小松さん自身も言葉を
発する事が出来ず、
そこからまた、何分もの
沈黙が流れたそうだ。
これまで封印してきたが、
後追い自殺まで起こった
hideさんの死。
これ以上、自分の周りで
誰も死んでほしくない。
その思いから この日、
初めて会った小松さんに
封印してきた過去を語っていた。
小松さんは私のような
インタビュアーは時に、
相手と世の中を繋ぐ媒介のような
存在だと思っているという。
だからこそ、その人が誰にも
話さないという言葉を打ち明ける
相手になる!
小松さんはその思いを受け止め、
取材から5か月後、YOSHIKIさんの
父の死を世間に公表した。
この告白を機に、YOSHIKIさんは
自殺防止や身寄りのない孤児救済を
目的とした基金
を設立。
さらに、
僕が作った楽曲、その詞の中に
父を見ています。
誰よりも愛しているその父を
想って書いた詞がXの曲に
なっています。
と。
小松さんは、Fover Loveも
ENDLESS RAINもTearsも
そうですか?というと、
YOSHIKIさんは頷いたそうだ。
数々の名曲は、この世を去った
父への思い綴られていたもの。
生涯消えない悲しみと、
そして人への優しさ、愛情。
それが込められたからこそ、
人々を魅了する楽曲が生まれた
んだなと真に理解したと
小松さんはいう。
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