今回は11月14日放送の
雨上がりの「Aさんの話」
~事情通に聞きました!~
科学を余裕で超える!
生き物の神秘
を振り返ってみたいと思います。
猫の神秘
・ 人の死期がわかると言われる
猫がいる。
・ 時速48kmで走る事が出来る。
猫に限らず生き物には、
想像を超える力が宿っているという。
そういえば、私も人の死期が
わかる猫って何かでみた!
一体、どんな能力が
あるのでしょうか?
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ありがとうって伝えたくて…
生き物がくれたヒント
事情通Aさん
ユニバーサルデザイン
総合研究所 赤池学所長
赤池さんは、生き物の神秘を
ヒントにして人の暮らしは
劇的に変わった!と語る。
新幹線は、60年代に開業した
東海道新幹線が0系から300系、
最高時速300km以上だというが
実際は時速270kmに留めている。
理由は、トンネル通過時の騒音で、
新幹線がトンネルに入ると、
そのスピードによって空気が
押し込められる。
押し込められた空気は、
トンネルを抜ける時に一気に
放出され、爆発をしたような
音がするので、近隣の人が
その音の大きさに耐えられるのが
270Kmが限界なのだそうです。
1997年開業の新幹線500系電車は、
27mの先頭車両のうち、
15mを尖らせたデザインが特徴で、
これによりトンネル通過時の騒音が
激減したのだそうです。
その新幹線の尖った形は
自然界にあるカワセミを
ヒントに作られていたそうです。
カワセミが獲物を捉える時の
速さが時速60kmに達するそうですが、
水中に入る時は、ほとんど水しぶきを
立てない。
カワセミの嘴こそ、
空気抵抗をなくす最高の形!
JR西日本で総合企画本部の
仲津さんの奇跡のひらめきで、
新幹線がトンネルを
出る瞬間に見立てていた。
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一昔前のヨーグルトは、
フタの裏にもヨーグルトが
へばりついていて、あける時
手についてしまったり、
捨てた後のゴミ箱から
くさい臭いがしていた。
今では、進化を遂げ
フタにヨーグルトがつきにくく
なっているものがあります。
それは、自然界にある
蓮の葉からヒントを得ていた。
水辺に生息する蓮は、
葉に水がかかっても
弾き飛ばすことが出来る!
それは、葉が塗れて汚れがたまり、
光合成がうまく出来なくなることを
防ぐ知恵だった。
そのため、蓮の葉の表面を
拡大すると凸凹になっていて、
その凸凹が水を弾き、汚れも
水と一緒に取り除くので、
葉の表面はいつも綺麗に
保たれている。
そこからヒントを得て、
ヨーグルトのフタも
細かい凸凹構造にして
つきにくくなった。
また、この構造はスーツや雨傘など
にも使われているそうです。
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宇宙開発の歴史にも
ある生き物のヒントが
隠されているという。
スペースシャトルが打ちあがる
瞬間に飛行士の身体にかかる重力は
地球の約3倍。
その重力で身体中の血液が
足に溜まり、頭に血液が
行かなくなってしまう。
この問題を解決したのが
宇宙服でキリンの知恵が
役に立っていたという。
身長が高いキリンは、重力の影響で
脚に血液が溜まりやすくなるはずだが、
その脚がむくんだり、膨らんだりして
いるようには見えない。
その秘密は、キリンの皮膚にある。
キリンの皮膚は、骨と筋肉と血管をきつく
圧迫することで、脚に血がたまらない
ようにしているのだそうです。
そのしくみにヒントを得て、
宇宙服は、脚を気体で圧迫し、
脚に血が溜まることを防止していた。