今回は9月29日放送の

チコちゃんに叱られる!

Don’t sleep through life!

を振り返ってみたいと

思いますので

宜しくお願い致します。

 

何も考えないで、

のほほんと暮していると

チコちゃんに叱られますよ。

 

 

 

なんで歩いてたら

アイデアが浮かぶの?

 

あらゆる記憶が

結びつくから

 

 

詳しく教えて下さるのは

脳の働きと睡眠などを

研究している早稲田大学

理工学術院 枝川義邦教授。

 

枝川さんによると、

過去にアイデアを出すために

散歩していた偉人

何人もいるという。

 

「進化論」を唱えた

ダーウィンは、1日に

4回散歩したり、

ベートーヴェンは曲が

思いついた時にメモが

できるように、ペンと紙を

持ちながら散歩した。

 

そもそも、アイデアが

ひらめくというのは、

経験したことと、

読書などで得られた

疑似体験や知識が脳に

蓄えられ、結びつく。

 

歩きながらボーっとすると、

アイデアが浮かぶのは

デフォルトモードネットワーク

がポイントになる。

 

太古より人間の脳にある機能で、

眠っている時でも活発に働いて

猛獣に襲われても、逃げられる

ように役立ったと言われている。

 

また、同時に

デフォルトモードネットワーク

は、警戒モードだけではなく、

眠りながら記憶の整理を

していて、起きている時の

20倍ものエネルギーを使う。

 

 

   

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このように、眠っている

間に働くデフォルトモード

ネットワークですが、

沖てボーっとしてる時にも

働いていて、意識しないでも

記憶の整理をしていると

言われていて、創造的な

アイデアが生まれる。

 

アイデアが浮かぶ過程で

重要な役割をしているのが、

「前頭前野」と言われて

いる場所で、アイデアを

選別している。

 

必要と判断されると、

記憶をつかさどる海馬から

記憶の保管場所、

大脳皮質に送り、

記憶を蓄えている。

 

前頭前野は新しい記憶を

取り入れ、古い記憶を

思い出す時にも働く。

 

大脳皮質から

記憶を取り出せない

→ほしい記憶が

思い出せない

→ど忘れ

 

アイデアが浮かぶとき

→勝手に記憶が取り出せれ、

結びつく

 

前頭前野がボーっと

しているので、

本人的には記憶を

思い出そうとはしていない。

 

しかし、その間にも

勝手に大脳皮質にある

記憶の情報が出てきては

結びついている。

 

そして、ボーっとしている

前頭前野に「こんなアイデア

あった!」と提案する。

 

 

   

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この記憶とこの記憶を

合わせれば、よいアイデアが

できますよと、勝手に記憶の

保管場所から取り出された

様々な記憶が結びつき、

アイデアが生まれる。

 

これが、ひらめきの

正体と言われている。

 

緑の中を歩く・

手足を動かすと、

人間の創造性が、

アップするという

研究結果もあるという。

 

机に向かって考える

→デフォルトモード

ネットワークの働きが

弱くなる

 

このときは前頭前野が

自分の記憶でアイデアを

考える。

 

前頭前野は頑張って

アイデアを出そうと、

いろんな記憶を

思い出そうとしている。

 

その時は、意識的に

知っている記憶を

優先させるために

あっと驚くような

記憶の結びつきは

なくなってしまうので、

予想通りのアイデアしか

浮かばなくなってしまう。

 

 

   

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