今回は1月26日放送の

チコちゃんに叱られる!

Don’t sleep through life!

なんで人はうわさ話が

好きなの?

を振り返ってみたいと

思いますので

宜しくお願い致します。

 

何も考えないで、

のほほんと暮していると

チコちゃんに叱られますよ。

 

 

 

なんで人は

うわさ話が好きなの?

 

生き残るため

 

 

詳しく教えて下さるのは

心理学や脳科学に詳しい

明治大学 堀田秀吾教授。

 

堀田教授によると…

うわさ話をして命を

守っていた時代に

身についた生存本能

ではないかと言われている。

 

さらに、人はうわさ話をすると、

脳が喜びを感じるんです。

 

だから、やめられないという。

 

近年、イギリスの研究者が

人の会話について

分析したところ、その

6割がうわさ話だった。

 

 

人類とうわさ話の関係は

石器時代にさかのぼる。

 

我々の祖先は、100人程度の

集団を作り、狩り中心の

生活をしていた。

 

当時の人類の死亡原因は、

病気・飢え・自然災害など、

様々あるが、その中で

およそ2割の死亡原因が

人どうしの争いだったと

言われている。

 

 

   

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100人の集団で暮していると、

狩り・料理などの様々な役割が

あるが、狩りや料理が

苦手な人もいた。

 

そういった人たちは、集団の中で

「役立たず」と思われて排除

されて生き残れなくなったんじゃ

ないかと考えられている。

 

その後、人類が言葉を

覚えるとともに、時代は

作物を育てる農耕時代に入る。

 

ここで、うわさ話が登場する。

 

集団からいかに役に立つ

人間かと自分に関する

良いうわさを広めた。

 

それだけなく、

他人については

悪いうわさを広めて、

評価を下げさせた。

 

①いいうわさを流す

②評価が上がる

③悪いうわさで

 他人の評価を下げる

④生き残る

 

いいうわさと悪いうわさを

使いこなして、集団などで

生き残ろうと考えた。

 

 

なぜ現代でもうわさ話をする?

 

人はうわさ話をしたり、

聞いたりすると、私たちの

脳の中にある報酬系と呼ばれる

部位が活性化して、脳が幸せに

感じるようになる。

 

報酬系とは、欲求が

満たされた時などに

活発になる脳全体に

張り巡らされた神経回路。

 

好きな音楽やお酒を

飲んでいる時などに

報酬系が活発になり、

人は喜びや幸せを感じる。

 

これと同じで、うわさ話でも

報酬系が活発になると

先生は言います。

 

 

   

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ミュージカルが突然

歌い出すのはなぜ?

 

 

昔は歌を楽しむもので

お芝居はどうでも

よかったから

 

詳しく教えてくださるのは

音楽社会学を研究している

立命館大学 文学部

宮本直美教授。

 

まず、ミューカルは歌で

お芝居をする音楽劇ですが、

その起源はオペラ。

 

オペラは16世紀頃、

イタリアで誕生した

貴族向けの格式高い

オペラは歌のみで、セリフが

ありませんでしたが、

庶民向けのオペラは

セリフがあり、突然

歌になるということが

起きていた。

 

オペラで最も楽しみに

されていたのは

「アリア」という

喜怒哀楽を表現する歌。

 

「アリア」とは、基本的に

独唱者による作品の聞かせ

どころの歌。

 

当時の観客は、とにかく

「アリア」がものすごく

楽しみだったので、突然

歌い出すことを気にして

いなかった。

 

庶民向けオペラは歌を

楽しむもので、それに

感情が乗るように

お芝居が添えられてあった

くらいの感覚だった。

 

19世紀に入ると、

ストーリー性のある

庶民向けオペラから

竜光のダンスなどを

取り入れた より娯楽性の

高い「オペレッタ」が誕生。

 

「オペレッタ」が今の

ミュージカル誕生に

大きな影響を与える。

 

 

   

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