今回は5月5日放送の
日本全国大捜索‼
ポツンと一軒家
を振り返ってみます。
衛星写真を拡大すると見えてくる、
山奥にポツンと建つ一軒家に
スポットを当てる番組。
広大な敷地
建物が数棟密集
丸い屋根の建物
道路沿いに畑
回遊式庭園?
衛星写真で見つけた千葉県の
ポツンと一軒家を目指す。
今回のポツンと一軒家の捜索は
今年の2月、捜索隊が同じ千葉県の
別のポツンと一軒家を訪ねたことが
きっかけだった。
そこは、5000坪以上ある
広い植木畑の作業小屋。
あるじは1人で植木業を営む
まさきまさひろさん。
休日には家族が食事や
楽器演奏を楽しんでいた。
今回、目指すポツンと一軒家は
まさきさんから教えてもらった
約16㎞離れた山の中に瓦屋根の
建物が1ヵ所に密集して建っていた。
そこは、ミョウホウショウジ
というアジサイが有名なお寺で
ミノワさんという住職が母親と
2人で暮しているそうだ。
まさきさんに教えてもらった
廃校になった学校を利用した
もみの木庵というお蕎麦屋さん
を過ぎると、うっそうとした
山の中に入って行き、目指す
ポツンと一軒家に辿り着いた。
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ポツンと一軒家の取材だと
知って思わずガッツポーズを
して、福々しい笑顔で
捜索隊を迎えてくれた
ポツンと一軒家のあるじ
みのわけんじゅさん66歳。
親子2人と犬1匹で暮している。
左が本堂(持仏堂)で、
右がお客様が来た時に
使っていただく客殿(書院)。
その奥に生活する庫裡がある。
アジサイ寺と伺っていたが、
今は花が咲いていない。
斜面全体に紫陽花が咲く。
麻綿原(昔の地名)の
アジサイ寺の紫陽花は
6月下旬から7月中旬が
見頃で約2万本くらいある。
最初に先代の師匠(亡父)が
植えた時には、お釈迦様が
説いたお経の中の法華経の
文字数が6万9384文字ある。
その文字数を目標に
約7万本を植樹。
どうしても弱い木は負けて、
絶えてきちゃうので、
2万本ぐらい残って
紫陽花は宗派問わず、誰でも来られるいる?
こちらは日蓮宗の開祖である
日蓮様を祀るお寺なので、
日蓮様だけだと来る方は
限られるので来客用に
沢山の紫陽花を植えた。
紫陽花は宗派問わず、
誰でも来られる。
今でも大体、1だけで
5,000人くらい来る。
一番最初、鎌倉時代に
今と同じ妙法生寺があったが、
1回潰れた。
昔は檀家さん無いから信者さんが
来るのが大変になって、
信心熱心な方がいても
次に続かないとなると、
寺が寂れる一方。
3度廃寺になって、
3回目におきた時は
文政6年(1823年)に
鳥瞰図が残ってる。
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それが明治3年にまた潰れ、
私の父でもあるお師匠様が
12歳で仏門入り。
勝浦市の龍蔵寺の
住職になった。
そこで廃寺となった所が
研究で分かったので、
昭和6年に復興を請願した。
日蓮様の謂れで、この上に建つ
八角堂で日蓮様が朝日に向かって
お題目 南無妙法蓮華経と唱えた
という伝説があり、
他所に行かれない。
寺院を創建した僧 開山と
寺院創建の経済的支援者 開基で
寺を創建。
昭和58年に父が他界、
当時26歳だったけんじゅさんが
再建計画を継承。
昭和60年に本堂が完成し、
妙法生寺の住職となった。
平成5年に6棟全統が完成。
けんじゅさんは12歳で出家。
お坊さんになる時に
裁判所で改名する。
襲名でも可。
けんじゅさんにとって
父であり師匠はずっと、
背中を追いかけてきた目標。
師匠が植えた7万本の紫陽花、
今も残る2万本を綺麗に咲かせ、
多くの人の目を楽しませる。
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