今回は3月24日放送の

日本全国大捜索‼

ポツンと一軒家

を振り返ってみます。

 

 

衛星写真を拡大すると見えてくる、

山奥にポツンと建つ一軒家に

スポットを当てる番組。

 

 

山を切り拓いた広い敷地

白い大きな屋根の建物と

黒い屋根の建物が数棟

小規模の耕作地

衛星写真で見つけた岡山県の

ポツンと一軒家を目指す。

 

岡山県のポツンと一軒家

目指し、最寄りの集落から

捜索開始。

 

2番目に見つけた男性

衛星写真を見てもらうと、

2軒は別の家で1軒は

住人が他界し、

10年前から空き家。

 

もう1軒は、それより以前から

施設に入所してるという。

 

 

確認したところ、

目指すポツンと一軒家

2軒はまつした家の

本家と分家で両家とも

山を下り、空き家に。

 

今回の捜索はこれで終了!

と思ったその時、男性から

目指していた家とは別に

ポツンと一軒家があるという。

 

男性に声をかけた今いる集落から、

約6㎞離れた小さな集落。

 

そこに店を構える

オオサキ商店の人なら

ポツンと一軒家の事を

知っているはずと、

教えてくれた。

 

捜索再開、オオサキ商店が

ある集落に到着すると、

この日はとんど祭りという

行事が行われていた。

 

とんど祭りは地域で

「どんど」「左義長」

「鬼火焚き」など呼び名や

細かい内容は異なるが、

日本全国で行われる

正月の伝統行事。

 

しめ縄・門松・お札・

書初めなどを

炊き上げた火で

餅を焼いて食べる。

 

 

   

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今回訪ねたオオサキ商店は、

6年前に別の捜索隊が

立ち寄っていた。

 

そこで紹介して貰ったのは、

今いる場所から約3㎞離れた

小さな集落に住む住人。

 

家はほかにも残っているが、

人が住む家は現在、1軒だけの

おぐらよいちさん73歳。

 

この地域の自治会長をしており、

この行事にも参加していた

よいちさんの軽トラの後に

ついて行き、ポツンと一軒家

辿り着く。

 

 

 

 

よいちさんが子供の時は、

7軒の集落だった。

 

深い関係はないが、おぐら家の

本家と分家、おおさき家の

家があった。

 

よいちさんが居なくなったら、

消滅集落になってしまう。

 

よいちさんの祖母

平家の落人が先祖が

逃れて来て住み着いた

という。

 

昔は林業で伐採場所に

築窯し、炭焼き。

 

今は木ばっかりだけど、

昔はタバコ畑があり、

お手伝いしていた。

 

先祖から受け継いだ

山の上の土地で両親

タバコ農家を営み、

生計を立てていたおぐら家。

 

よいちさんはと2人の

一男三女の長男で、19歳から

働いていた郵便局を57歳で

早期退職し、家を継いで

両親の世話をしていた。

 

8年前におぐら

1軒だけになってしまった。

 

母屋は昭和60年に

建て替えて、

築39年になる。

 

以前の家は

茅葺き屋根だった。

 

 

   

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現在はさんと

2人暮らし。

 

子供は2人と息子が1人

居たが、長男は腎臓病で

亡くなった。

 

元々、昭和60年に家を

建て替えた時には最後まで

ここの部落をお守りするかな

という気持ち。

 

愛するのそばで、

暮したい気持ちも

もちろんあるが、

小さいながらも温かな

交流のあった集落の

最後の住人として、

この土地を守る決意の

よいちさん。

 

その支えは、この山で生きた

先祖への思いと、たまに

遊びに来るかわいいたち。

 

かつてのご近所さんたちの

ためにも、体が動く限りは

他に誰もいなくなった集落で、

夫婦水入らず、のんびり

気ままに暮らしていくつもり。

 

 

   

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