今回は4月28日放送の
日本全国大捜索‼
ポツンと一軒家
を振り返ってみます。
衛星写真を拡大すると見えてくる、
山奥にポツンと建つ一軒家に
スポットを当てる番組。
細長く切り拓かれた敷地
整備された広い農地
敷地中央に建物が密集
衛星写真で見つけた岐阜県の
ポツンと一軒家を目指す。
岐阜県のポツンと一軒家を
目指し、最寄りの集落から
捜索開始。
最寄りの集落に到着し、
最初に見つけた女性に
声をかけるが、家族も
分からなかった。
捜索再開、
車を走らせていると
先ほどの女性から電話が
かかってきて、折り返す。
ちょっと知ってそうな人が
いると、再び合流。
紹介して貰った方によると、
目指すポツンと一軒家の主は
ふるたさとしさん。
紹介して貰った方と
さとしさんは小中学校の
同級生で、80歳過ぎの
お母さんと2人で
暮しているそうだ。
ポツンと一軒家に案内
して貰い、岐阜県の目指す
ポツンと一軒家に辿り着いた。
目指すポツンと一軒家の主は
ふるたさとしさん61歳。
去年の5月に親父が亡くなり、
親父が生まれた時は
4軒あったが、50年前に
ふるた家1軒に。
今は母が1人で住んでいて、
さとしさんは自宅で
妻と2人暮らし。
娘2人は嫁いでいる。
一番上の田んぼが昔は
主要街道で、祖母の話だと、
ここは峠で皆 休憩していくので
店はやってないけど、寄って
お茶を飲んでいく人が多かった。
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高校まで実家で
生活をしていた
さとしさんには
姉と妹がいる。
小学校まで5㎞あり、
親が勤めてたので行は
通勤の車に同乗して、
帰りはのらりくらりと
歩いて帰っていた。
中学校までは8㎞あり、
自転車で通学した。
高校は中学校の
近くにあったが、
廃校になり、高校卒業後は
就職で名古屋へ。
その後、結婚して名古屋の
隣の春日井市に住居を構えた。
家から出てきたお母さんに
お茶くらい寄って、飲んでく?
と、お宅にお邪魔する。
お母さんがお嫁に来た時は
一間だけだったが、子供が
生まれる度にあっち増やし、
こっち増やし、増築。
こちらは亡夫の実家で、
お母さんは向かいの山から
嫁入りした。
農機具屋に勤めていた
お父さんは仕事をしながら、
田んぼや畑やっていた。
お母さんは縫製工場に
20年くらい勤務し、
その後は製材所で
働いた。
夫の死後 約1年、
お母さんを心配して
長男のさとしさんが
70㎞離れた自宅から
車で1時間半かけて
実家通い、週の半分を
共に過ごしている。
さとしさんが日中、
離れでリモートワークを
している間、母は
畑仕事へ出掛ける。
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母屋の一段上の畦道の
突き当たりには、
亡夫が造った山の斜面に
扉のついたイモ穴がある。
お米は岐阜を主産県とする品種
山間部の栽培に適している
ヤマヒカリを自家用に栽培。
普通のお米より単価の良い
もち米は販売用に栽培。
岐阜県の深い山の中で
200年前から農家を営む
ふるた家、先祖代々の
棚田を自分の代で絶やす
訳にはいかないと、父と
同じ兼業で稲作を続ける
さとしさん。
農作業小屋の玄米保冷庫には、
自家製の古代米が!
古代米とは、古代の野生稲の
特徴を残した品種で、
桜木の華・ピンク長芒・
神丹穂・朝紫・黒紫米・
縁米・かっぱもちがあり、
一般的な白米よりも
栄養価が高い。
25年前に亡夫が
古代米の栽培を開始。
7種類をブレンドし、
勝手に七福米と命名した。
夫を亡くして1年、寂しさは
感じるものの、毎週 長男の
さとしさんが来るのを
楽しみに待つお母さん。
さとしさんにとっても、
生まれ育ったこの山は
居心地の良い場所。
先祖代々受け継いできた
棚田や畑を絶やさぬよう、
ふるたさん親子は今日も
農作業にせいを出す。
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