今回は、2024年11月5日に
放送されたカズレーザーと学ぶ。
を振り返っていきたいと
ますので宜しくお願いします。
死亡リスクを上げる便秘の新常識!
現代人の便意が焼失!?
赤坂ファミリークリニック院長
東京大学医学部附属病院 医師
伊藤明子先生によると、
便秘になりやすい時期は冬。
寒くなるので水分摂取量が
減ってしまって、便が硬くなる。
また、寒いってことが
ストレスで、交感神経優位な
状態になるから腸の動きが
鈍くなる。
便秘になると、腸の悪玉菌から
血中に有害物質が流出。
体臭・口臭・肌荒れなど、
見た目に影響を及ぼす。
さらに、命にも関わる
重大な症状だという。
便秘で上がる病気のリスク
心筋梗塞 脳梗塞
腎不全 慢性腎臓病
認知症 動脈硬化など
脳卒中発症リスクは2.3倍
心不全発症リスクは2.7倍
©2024 the Amrican physiological Society.
エルビス・プレスリーさんも
42歳という若さでトイレで
倒れていたところを発見されて、
便秘で亡くなったんではないか?
と言われている。
便秘っていきむことで血圧が
瞬間的に280に上昇することがあり、
そうすると血管で弱い所が
破裂したりして死亡につながる。
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藤田医科大学の研究によると、
救急搬送された患者の
およそ11%がトイレでの心停止。
さらに、愛知医科大学が
1万人の日本人を対象に
行った調査では、
およそ女性の2人に1人、
男性の3人に1人が
便秘を自覚しているという。
便秘人口増加を加速させる
原因で注目されているのは、
便意消失による便秘。
自分が便意消失してても、
自覚してない。
一番怖いのは
一度便意消失すると、
なかなか元に戻らない。
便が出口付近まで
来ているのに、
しっかり神経系で
感じ取ることができない。
そのまま便がたまって、
腸癖の所から水分が奪われて
硬くなり、栓のようになって
出口を塞いでしまう。
便意を我慢すると、
便意消失につながってしまう。
便意我慢で腸のセンサーが
鈍り、便意を感じず、便秘に。
ぜんどう運動を活発にすると、
便秘を解消するが、そのために
発酵性食物繊維の摂取が大事。
腸内細菌によって発酵する
食物繊維のことで、
発酵性食物繊維は腸内細菌の
エサになって、糖に変換される。
さらに、その糖から酢酸に
変って、さらに酪酸に変わって、
その酪酸が腸の蠕動運動の
エネルギーになって便秘を防ぐ。
菌のリレー
発酵性食物繊維
↓
糖
↓
酢酸
↓
酪酸
酢酸・酪酸が、
短鎖脂肪酸。
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菌のリレーのどれかが
うまくいかないと便秘になる。
酪酸という物質は食品で
摂取できない。
食物繊維というかたちで摂って、
腸内細菌で酪酸を増やす。
人によって適切な発酵性食物繊維の
種類が違うため、自分の腸内細菌に
とって相性のいい食物繊維を
理解することが重要。
自分の腸内細菌を知ることが大事。
例えば、ヨーグルトに含まれる
菌にも、乳酸菌やビフィズス菌など、
様々な種類がある。
2週間ほど摂取してみて、
便の回数が増えたり、
色や形が良くなったなら、
それが自分の腸内細菌に
より合っていると
セルフチェックできる。
それぞれの部位に効く最強食材
大腸の前半に効く
最強食材はごぼう。
大腸の中盤に効く
最強食材はキウイ。
大腸の後半に効く
最強食材は小麦ふすま。
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