今回は2024年11月3日放送の番組
家、ついて行ってイイですか?
JR東日本 恵比寿駅でタクシー代を
お支払いする代わりに
家を見せてもらう企画を
振り返ります。
緊縛の仕事をしている
女性にインタビュー。
同棲中のた彼氏に確認し、
家にいないと言うことで
交渉成立。
緊縛師のBENIさん28歳によると、
古典的な”緊縛”は皆さんが
思っている大人のイメージだと
思うんですけど、私は”SHIBARI”
って英語表記にしていて、
もうちょっとポップな感じ。
アートだったり、ファッションと
混ぜたりしている。
自宅に到着。
BENI家STYLE
玄関に数百メートルの縄
作品制作するのに
量が必要だったので、
100mロールで買った。
縄の洋服のショー用。
1LDK 築30年
テーブルの中に日本の
緊縛だけじゃなくて、
春画とかの歴史の事が
書いてある本がある。
BENI家STYLE
緊縛の始まりは江戸時代
縛りの歴史って最初は
江戸時代で罪人にお縄って
言うじゃないですか。
手錠がなかったから、
罪人を縛る専門の緊縛師がいて、
それが発祥って言われている。
そこから昭和前半くらいに
伊藤晴雨さんっていう
責めを描くアーティストがいて、
雑誌で掲載してた中で
緊縛の絵がたまたまバズった。
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それが、SNSのカテゴリーで
人気になって、そこから
カルチャー的に出来上がった。
BENIさんの流派は”一縄”って
いうところで、美しさに重点を
置いて綺麗に仕上げる。
縄の流派があって、
ルールや縛りの型が違う。
BENI家STYLE
豚汁が好き
料理は結構するほうで、
1番 自分が好きなご飯は
豚汁と麻婆豆腐。
豚汁はいっぱい、
野菜を食べれるから好き。
寝室に吊り所があって、
ショーの時に人を
吊るんですけど、
三角のスタンドを置いて
練習しているという。
ショーをするってなった時は
自分で20㎏くらいの鉄パイプを
担いで現場入りする。
仕事はクラブに来てやってください
っていう場合もあるし、セレブの会に
行ってショーをやることもある。
月によって違うけど、
緊縛で生活ができるくらいの
収入はギリギリある。
BENI家STYLE
現在も縛りの修行中
今から超 頑張らなきゃ
って感じ。
縄の世界に入ったのが
6~7年くらい前。
最初 縛りを始める前は、
ショーガールをやっていて、
その時にもうちょっと自分に
合うものがあるんじゃないか
と思って、ショークラブを
やめて自分が見たいショーとか、
パーティーとか、めっちゃ
行まくった。
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その時にフランスでロープを
使ったショーが超綺麗で、
何だろう?って思って調べたら、
日本のカルチャーの”緊縛”から
インスピレーションを
受けていますって見て、
初めて日本のものだと知った。
帰ったら絶対やろうって思って、
気づいたら緊縛のモデルをやった。
取材しているディレクターが
BENIさんに縛ってもらって
イイですか?とお願いして、
基本的だけど奥が深い
“後手縛り”をやってもらう。
これは、背中側で両手首を
拘束する縛りの総称で、
流派によって様々な
結び方がある。
趣味でコソコソとプレイを
やるために縛るようなもの
だったと思うけど、こんなに
カッコイイものが日本の文化で
あるって事がせっかくだったら
知って欲しいと感じたBENIさん。
今後は、いろんなものと
緊縛を混ぜていきたい、
カルチャーと混ぜていきたい。
音楽だったりとか、
ファッションだったりとか、
いろんなものをミックスして
新しい自分のスタイルを
作っていきたい。
恵比寿駅でBENIさんの家に
ついて行ったら・・・
ディレクターの新しい扉が開いた。
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