今回は2025年1月23日放送の

THE突破ファイル

突破ドクターの

人体ミステリーファイル

-MYSTERY FILE-

1日で膨れた女性の腹部

を振り返ってみます。

 

 

CTスキャンと内視鏡検査で

原因を探る。

 

最初に発見したのは姉で、

仕事から帰ってきたら

妹がダンスの練習をしていた。

 

姉妹で会話しているところで

妹が急に倒れ、その時には既に

お腹が張っていて、病院に

着いてみたら、かなり膨れていた。

 

腸の中に異物や炎症、

腫瘍などでつまりが発生し、

腹痛や便秘になる腸閉塞の

可能性は無し。

 

ダイエットしている割には

カロリー摂取量あり、

食生活は問題なさそう。

 

腹痛の原因は、

おなかのCT画像の黒い部分、

それは全てガス。

 

妹が作った料理は全て、

豆腐でできている。

 

豆腐を綿状にした

商品は、ヘルシーで

満足感もあって人気。

 

豆腐は低カロリーで

高タンパク。

 

健康にいい食材だが、

食べ過ぎると腸内で

悪玉菌が増殖。

 

ガスが発生し、ごく稀に

おなかが異常に膨らんで

しまうことがある。

 

豆腐には良質なタンパク質が

多く含まれているが、過剰に

摂取すると、胃や腸で

消化し切れなかった分が、

大腸にまで到達。

 

 

   

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これが、悪玉菌のエサとなり、

アンモニアや硫化水素といった

ガスが腸内で大量発生してしまう

ことがある。

 

 

Jメディカルおゆみの消化器内科

松本医師によると、豆腐は適量なら

いい食材だが、過剰摂取すると、

ごく稀におなかが張ったりするので、

バランスよく取ることが重要。

 

 

この女性の場合、

1日の適正摂取量は半丁

(100g～150g程度)

※健康日本21(厚生労働省)

 

ところが、5丁もの豆腐を

摂取していた。

 

お腹のガスは

処方した薬を飲めば、

数日で抜ける。

 

 

 

手から足へ腫れが移動!?

謎の症状の原因は?

 

肘から下 指先までにわたる

広範囲の腫れと赤み、発疹が３つ。

 

症状からすると、

イエダニにかまれた

可能性。

 

かまれただけでは

そこまで腫れないが、

考えられるのは蜂窩織炎。

 

これは虫刺されなどで

皮膚にできた傷から

細菌が侵入し、炎症を

引き起こす感染症。

 

この症状を疑い、

点滴で抗菌剤を投与して

様子を見る。

 

2～3日で腫れは

治まってくるそうだが、

5日後に左手の腫れは

治まったが、右足に症状が！

 

痛みとかゆみ、

痺れもあるという。

 

イエダニの有無を

チェックできる検査キット、

イエダニチェッカーの

反応はなかった。

 

犬に手首をひっかかれ、

少し炎症している部分を消毒。

 

 

   

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腫れの原因がトリミングの

作業に関係していると考え、

女性が通う専門学校を調査。

 

ペットを介した病原体の

感染を疑うも、衛生環境は

徹底されていた。

 

女性の自宅へ向かうと、

今度は右手に症状が。

 

繊維加工剤と呼ばれる

衣服のしわや縮みを防ぐ

目的で使われる樹脂には、

ホルムアルデヒドなどの

有害物質を含むものが！

 

多くの化学物質を含んでおり、

基準値を超えないよう

検査が行われている。

 

ごく稀に皮膚炎を起こす事例も！

 

体に腫れを起こさせた原因は、

キョクトウサソリ科の一種。

 

細く尖った針には毒が

含まれており、刺されると

激痛が走り、強いしびれや

腫れを引き起こす。

 

重症化すると、幹部が

壊死することもある。

 

古着Tシャツを海外から

輸入する際に一緒に

サソリが紛れた可能性がある。

 

古着の輸入は検疫検査が

行われずに、国内に

輸入されることが多く、

外来生物が紛れていることも。

 

 

   

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