今回は2025年2月5日放送の
ホンマでっか!?TV
冬のおいしいみかんの真実
振り返ってみます。
みかんは甘いほど
健康にいい!?
疲労 梶本修身先生によると、
みかんには健康にいいとされる
抗酸化作用を持っている
β-クリプトキサンチンという
物質がたくさん入っている。
これが豊富なほど健康にいいが、
甘いみかんほど、
β-クリプトキサンチンが多い。
1日に甘いみかんを3個食べると、
骨粗しょう症になりにくい。
β-クリプトキサンチン
→骨の形成を促す
&骨が溶けるのを抑える
静岡県の三ヶ日町で
血中β-クリプトキサンチン濃度の
違いから、骨粗しょう症の
発生リスクを測る
調査が行われた。
血中β-クリプトキサンチン濃度の
高い人・中くらいの人、低い人に
分けて、10年間以上追うと、
骨粗しょう症リスクが高い人は
もともと血中濃度が低かった人に
くらべて、骨粗しょう症の
発症リスクが10分の1以下になった。
甘いみかんを食べると
糖尿病リスクが下がる!?
梶本先生によると、
みかんの甘み=果糖類。
果糖自体は直接的に、
血糖値を上げない。
ただ、たくさん食べると
ブドウ糖も入ってくるので、
カロリーオーバー。
糖尿病になっている方は
量に気をつけてもらって、
健康な方においては
1日3個まで大丈夫。
みかん1個のカロリーが
50kcalあれば多いほうで、
3つ食べたところで、
おにぎり1個より少ない。
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小さいみかん
のほうが甘い!?
初登場の柑橘ソムリエ愛媛の
理事長のみかん評論家
二宮新治先生によると、
簡単にできる
みかんの見分け方が3つある。
温州みかんは流通しているもので
SS~3Lのサイズあり、基本的に
小さいみかんのほうが
甘み・酸味が強い。
大きいみかんは、それらが低くて、
あっさりした味わい。
シーズンの最初・品種によっては
小さいみかんでも
酸味が強い可能性も。
大きいみかんはバランスが取れて
食べやすい場合も。
ヘタの中の中心の白い部分が
軸で、繋がっていた枝の太さを
表している。
枝の役割を考えてみると、
果実に栄養を届けるパイプ。
なので、軸が太いものは
養分・水分をたっぷりと
蓄えている。
軸が細いものは
栄養を制限されて育っている。
みかんは水分・養分を
多く必要としない特性があり、
軸が細いみかんのほうがおいしい。
軸の周りの星型の部分を
ガクといい、ここで
完熟度合いを測ることができる。
ヘタのガクは収穫開始時は
葉っぱと同じ緑色で、完熟に
なるにつれ、黄緑色になり、
黄色になり、最終的に
うまくいくとクリーム色になる。
酸っぱいものが好きな人は緑の時、
甘いものが好きな人は
ガクが薄い色を選ぶ。
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収穫して日数が経っているみかんは、
ヘタの色が茶色や黒など、不自然な
色になる。
これは完熟を通り過ぎて
古い味になっているので、
気をつけて下さい。
甘くておいしいみかんの見分け方
①小さい
②軸が細い
③ガクがクリーム色
1本の木から少ししか採れない
「菊みかん」がおいしい!?
スーパーマーケット
三浦慶太先生によると、
みかんは春に花が咲いて、
夏に実が大きく成長する。
雨が少ない&水が少ない状態で育つ
→表面がデコボコしたみかんができる
その形が菊の花に似ていることから、
菊みかんと呼ばれている。
みかんは通常の栽培だと、
1本の木に約700個の実がなるが
菊みかんになると数十個だけ。
選別に手間がかかるので、
市場に出回ることはほとんどない。
スーパーでは普通のみかんに
混ざって売られていることもある。
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