今回は11月13日放送の

雨上がりの「Aさんの話」

~事情通に聞きました!~

 

を振り返ってみます。

 

大阪が誇る建築 梅田スカイビルは、

世界の建築トップ20にも選ばれている。

 

 

 

 

建物は普段、下から順番に

建てていくが、この部分には

下がないがどうやって

建てられたのか?

 

それは、一部分を地上で

組み立てた後に、上から引き上げる

リフトアップ工法と呼ばれるもので、

当時は世界初だったそう。

 

 

   

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心を刺激する建築のパワー

 

事情通Aさん

大阪市立大学 大学院准教授

倉方俊輔さんは、長期休暇を

取らなくても大阪の建もので

心はあらわれる!という。

 

なかなか夢を持てない若い人に

ぜひ見てもらいたいのは、

大阪市都島区網島町にある

太閤園淀川邸だそうです。

 

元々は、藤田傳三郎という実業家が

息子のために作った御宅だと倉方さんは

説明してくれる。

 

藤田傳三郎藤田財閥の創立者で

明治時代の大阪財界の重鎮。

 

羽衣の間という書院造では、

一番奥の間だけ天井が

高い折り上げ格天井

 

江戸時代では、お殿様しか

作っちゃいけないもので、

いくら町人にお金があったって、

こんなの作ったら打ち首になる

ようなものだったそうだ。

 

明治になると規制がなくなったので、

お殿様しか許されなかった建築様式の数々で、

大きな夢を傳三郎は息子に残した。

 

一枚彫りで作られた巨大な欄間、

庭園を見渡せる茶室など、

藤田傳三郎の息子が羨ましくなる

ような豪華な邸宅だそうです。

 

藤田傳三郎は、お金持ちに

生まれたのではなく、

お金持ちに成り上がっていた。

 

 

 

狭い世界にがんじがらめに

なっている時に見たら

悩みが吹き飛ぶのは、

大阪市中央区日本橋

間口2.9mの細長い住宅の

日本橋の家

 

特別に中を見せてもらうと、

目の前にあらわれるのは、

コンクリート打ちっ放しの空間。

 

世界的建築家の

安藤忠雄さんの設計で、

立体の中庭から空を眺めると、

狭い世界でがんじがらめになって

荒んだ心も晴れるそうです。

 

倉方さんによると、小さいから普通は

無理だと思う所に、大きな建築に

負けないような迫力のある空間を

閉じ込めてしまう建築だという。

 

今は誰も住んでいないそうだが、

以前住んでおられた金森秀治郎さんは、

さんに住みづらいと言われ、

さんの意見を聞く事も大事だと

学んで引っ越されたという。

 

今では、建築家を目指す若者たちへ

魅力を伝え続けているそうです。

 

 

   

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疲れ気味と悩むアナタに!

元気が出る建築

 

大阪市中央区 南船場にある

オーガニックビルは、赤に

染められた建築物。

 

壁に50種類 132もの植物が

植えられていて、縦に垂直に

ガーデンがある、庭があるなんて

ビルは他にないという。

 

エントランスも奇抜で、

自然と健康をモットーにした

老舗昆布店 小倉屋山本の本社ビル

 

せっかくビル建てるんだったら、

自然と健康の緑を道行く人に

届けようという想いで作られた

ビルだと倉方さんはいう。

 

 

 

お金がなくて旅行へ行けないアナタへ

世界中を旅した気分になれる建築

 

大阪市中央区 伏見町にある芝川ビルは、

世界中の建築様式を取り入れたビル

だそうで、入り口の上に3つ並んでいるのは、

中南米のマヤ・アステカ文明の装飾から

インスピレーションを受けたデザイン

になっているのだそうです。

 

このようにメキシコに行かなくても

海外気分が味わえるようです。

 

さらにその上には、1920年代に

ニューヨークで流行ったアールデコ

という装飾がされている。

 

最も旅した気分を味わえるのは、

1階にあるチョコレート屋さんで

内装もマヤ文明を思わせる装飾。

 

チョコレートを食べながら

マヤ文明の装飾を見れば

海外気分。

 

チョコレート代かかるやんっ!

 

 

   

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