今回は2月18日放送の
新説!所JAPAN
海外由来の
ケチャップとマヨネーズ
を振り返って
みたいと思います。
中国で生まれた魚を発酵させた
調味料であるケ・ツィアプが
発祥されているというケチャップは、
17世紀にヨーロッパに渡るも、
当時の素材は、マッシュルームなどの
キノコや果物だったという。
今のようにトマトケチャップは、
18世紀のアメリカで開発されたと
言われており、うま味成分豊富な
万能調味料として1896年に日本に登場!
18世紀半ば、スペインの料理店の店主が
町の名物だった卵に塩・酢・
オリーブオイルを加えソースにした
のが始まりのマヨネーズで、ほどよい
酸味とまろやかさで世界中を魅了し、
1925年に日本に登場していた。
50人に聞いた
ケチャップとマヨネーズ、
どちらが好き?
番組調べによる結果は、
マヨネーズが38票、
ケチャップが12票。
大手ファミレスチェーンの
Cafeレストラン ガストさんの
山盛りポテトフライに添えられる
ソースは元々、ケチャップだけ
だったが、強い要望により
マヨネーズと半々になっていた。
ポテトフライには、
ケチャップ?マヨネーズ?
番組調べによると、ケチャップを
つけたのは22人、マヨネーズと
ケチャップの両方混ぜてつけたのは3人、
マヨネーズをつけたのは0人だった。
Sponsored Links
フライドポテトにケチャップを
添えるようになったのは、
今から50年前。
大阪万博のレストランで外国人向けに、
海外では定番の組み合わせだった、
ケチャップを添えたポテトを提供した所、
日本人にも親しまれるようになり、
ポテトにはケチャップが常識に。
フライドポテト発祥の地 ベルギーでは、
マヨネーズをつけて食べていた。
ベルギーで使われるじゃがいもは、
ビンチェと呼ばれる品種で、
味が濃いために酸味のある
ケチャップよりまろやかな
マヨネーズの方がフライドポテトと
相性がよかった。
新説
ポテトにマヨネーズは歴史が浅く、
日本人の舌には馴染みがない。
日本で多く作られているのは、
ケチャップ?マヨネーズ?
出典:農林水産省 全国マヨネーズ・ドレッシング類協会
キューピーが製造するマヨネーズの
1日に作られるボトルを縦に積むと
富士山56個分の高さになるという。
Sponsored Links
歴史学者 磯田道史先生の
ケチャップの衝撃秘話
磯田先生によると、
トマトケチャップがなければ
開発できなかった料理や食材が
あるのでケチャップに偉大さを
感じるという。
日本の古いトマトの記録は、
1668年に狩野探幽が描いた
トマトの絵が残っている
そうですが、江戸時代
トマトは観賞用で
食べられていなかった。
ところがカゴメの創業者である
蟹江一太郎さんが日清戦争後、
西洋野菜を作っても売れず、
明治36年にトマトソースを作った事で、
日本人はトマトの味を知る事に!
日本人は新鮮なものを生で食べるのが
好きなので、トマトケチャップを知ったら
逆に生のトマトを食べるような感じでは
なかっただろうかという。
新説
日本人はケチャップのおかげで
生のトマトを食べるようになった。
ケチャップの消費量
日本一は和歌山県では、
どんな料理にも
ケチャップを入れる事も。
東京のスーパーでは多くても
10種類くらいのケチャップの
コーナーに対し、和歌山では、
20種類くらい置いてある。
和歌山はトマト栽培に適していて、
味のいいケチャップができる。
和歌山の食文化を研究する
和歌山大学の足立基浩教授
によると、和歌山の人は
酸味が好きで、醤油と
諸説あるが酢の発祥の地も
和歌山だという。
新説
和歌山県民のケチャップ愛は、
経済すら元気にしていた!
Sponsored Links