今回は4月11日放送の

ビーバップ!ハイヒール

急増する感染症

恐怖のメカニズム

を振り返って

みたいと思います。

 

 

この冬のインフルエンザの

全国推定患者数は約228万人

(1月21日~1月27日)

※国立感染症研究所 発表

 

これは過去10年の同じシーズンで

最多となり、2月には1歳児と

2歳児が脳症を引き起こし死亡

してしまっているという。

 

近畿地方で、発症すると

高熱や発疹が出たり、

最悪の場合死亡する

ケースもある

はしかが大流行。

 

全国各地で222人が感染

※国立感染症研究所 発表
(2月27日 現在)

 

こうした感染症は、

ウイルスや細菌などの

病原体のしわざで、

ただの流行りと

侮ってはならないそうです。

 

1918年に発生した、

スペイン風邪は世界人口の

約30%が感染してしまい、

5000万人が亡くなられた。

 

1957年のアジア風邪

1968年の香港風邪などでも

多くの高齢者が死亡。

 

これらは当時、風邪という

病名で呼ばれていたが、

その正体はインフルエンザ

だった事がわかっているようです。

 

20世紀以降、人類の命を最も

多く奪ってきたものは、

病原体の感染爆発

パンデミックで戦争でも

自然災害でもないようです。

 

そんな感染症が今、猛威を振るい

中でも問題になっているのは、

再興感染症だという。

 

 

   

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それは撲滅したと思っていた

過去に流行したウイルス細菌

復活したものだというのだ。

 

減少傾向にあった梅毒の報告数は

この10年の間に、8倍以上も急増、

ノロウイルスなどによる集団食中毒

も感染症で、医学が進歩しているにも

関わらず、ウイルスや細菌に

脅かされている。

 

そこには、恐ろしい

メカニズムが。

 

感染症の知られざる生態を

暴いてくれるのは、

医学博士の松村治雄先生。

 

かつて国立感染症研究所に在籍し、

今も近畿大学の医学部講師

をしている。

 

松村先生によると、

感染症というのは

非常に身近にあって、

病原体の中には進化する

ものがあり、過去に受けた

ワクチンが効かなくなってしまい、

無知のまま放っておくのは

非常に危険だといえるそうだ。

 

感染症…病原体の感染により、

引き起こされる病気

 

 

   

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松村先生が特に気を付けて

欲しいとされる病原体とは?

 

 

感染した人が近くで咳を

しただけでうつる可能性がある

インフルエンザのウイルスの

表面には、スパイクタンパク質

と呼ばれる突起が付いてて、

これが体内の粘膜に吸着し感染。

 

すると感染部分が炎症を起こし、

呼吸器では咳やのどが痛む。

 

その時、体内に入ったウイルスを

排除するリンパ球などが活動

する事が高熱や疲労感の原因

になってしまうという。

 

 

 

予防接種でワクチンを体内に

入れてもインフルエンザにかかる。

 

 

 

ワクチンとは、ウイルスや細菌の

病原性を弱めたもので、これを

接種するとその病気にかかった

時と同じような状態になり、

免疫力がつき、発症を防ぐが、

インフルエンザは猛烈な

スピードで増殖し、たった一つの

ウイルスが24時間で100万個に。

 

その時、ウイルスがコピーミスし、

性質の異なるものを生み出してしまい、

対抗する新しいワクチンが必要に!

 

毎年予防接種を受けても、

ある原因で全く新しい

ウイルスが出現する

 

それは、鳥と豚。

 

鳥インフルエンザは、

人には感染しない

 

 

   

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