今回は11月3日放送の
日本全国大捜索‼
ポツンと一軒家
を振り返ってみます。
衛星写真を拡大すると見えてくる、
山奥にポツンと建つ一軒家に
スポットを当てる番組。
大中小3棟の建物
手入れされた畑が
衛星写真で見つけた高知県の
ポツンと一軒家を目指し
最寄りの集落から捜索開始。
集落に到着し、住民を探すと
作業中のお父さんを発見。
道を尋ねてみると
ポツンと一軒家を
知っていた。
お父さんの話によると
ポツンと一軒家に住むのは、
71、2歳のスギタニさんで、
定年後に実家に戻って、
お茶栽培をしながら
1人で暮しているそうだ。
道を教えてもらい、
捜索再開すると
車内にアブが侵入する
ハプニングが!
その後もポツンと一軒家を
目指している最中に1本の
電話が掛かって来た。
電話をくれたのは、
さっき道を教えてくれた
お父さんで、ポツンと一軒家
に住むのは、スギタニさんでなく、
ヤマサキフミアキさんである事に
気付き、電話を掛けてくれていた。
教えてもらった分岐点に到着し、
一本道を進んで行くと
道の脇に滝があった。
狭い山道の岸壁を流れる
滝のある山道をさらに奥へ
進むと、小屋のような
建物発見!
そして車もある。
家も発見した!
衛星写真と比べると、
建物も畑も一致していた。
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家の前に軽トラックもあり、
お宅を訪ねてみると、
ポツンと一軒家の主
ヤマサキフミアキさん72歳が
出てきてくれた。
ヤマサキさんは、ここで生まれ
標高600m位あるという山奥で
暮している。
百五十年前、曽祖父が開墾し、
炭焼きを始め斜面に棚田を築き、
稲作と林業の兼業農家で生計を
たててきたというヤマサキ家。
母屋は真ん中にあり、
奥は米蔵、
母屋の右側は納屋と牛小屋で
当時は、牛を飼っていたそうだ。
が、今は誰も
住んでいないという。
母親が一昨年亡くなって、
無人となっており、
ヤマサキさんも高知市内に
住んでいるという。
今は、お手入れに
通っているだけだった。
57年前、高校入学時に
家を出て下宿生活、
卒業後は実家に戻らず、
地元の飲料メーカーに
就職したヤマサキさん。
長年、山の上の
ポツンと一軒家には
両親が2人で生活
していたが、21年前に
父が他界してからは、
母が1人で暮していたそうだ。
お母さんは大正15年、
ヤマサキ家の一人娘として
生まれ、22歳の時に婿入りした
3つ年下のお父さんと結婚。
この家で子供3人を産み
育てた。
一昨年、90歳で亡くなるまで
生まれ育ったポツンと一軒家
を離れなかった。
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ヤマサキさんは、高知市内で
1部屋あてがってもいいように
していたが、ここで生まれて
長年おって作物もあるし、家を
捨ててもいかんのやないか
という感じだったそうだ。
そんなお母さんは、老後も
山奥の生家で暮すため、
60歳の時に免許取得を
決めたのだそうだ。
ヤマサキさんによると、
自動車学校でたぶん、
最年長やったと思う、
こんな所におって車も
乗れんかったら生きて
行けんと思ったのかも
しれないと振り返った。
60歳で運転免許証を取得、
90歳で亡くなるまで、
自分で軽トラックを運転して
野菜を出荷していた。
長男のフミアキさんは、ほぼ
毎日通い畑を管理している。
緑茶を12月くらいに収穫して、
番茶で直売所へ出す。
お茶だけでなく、昔 棚田だった
頃に植えた柚子も、亡母から
引き継いで今も出荷されている。
そのほかにも、きし豆や
干しタケノコも継承している。
さらに、ヤマサキ家の所有地は、
6万坪あり、山で山菜を収穫した
ものを出荷するという新たに
はじめていた。
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