今回は6月4日放送の
ネーミングバラエティー
日本人のおなまえっ!
名乗りづらいおなまえ
スペシャルを振り返って
みたいと思います。
名乗りづらいと自ら公言する
名字の人に集まってもらうと、
浮気(うき)さん、甘庶(かんじゃ)さん
法貴(ほうき)さん、井須(いす)さん
生江(なまえ)さんが登場。
名乗りづらいと思ったのは?
浮気さんは小学4年生の孫がいて、
この番組のこの内容で行ってくると
伝えると、「どうして?」と言われ、
意味を説明するにはまだ早いと思った。
甘庶さんは病院で働いていて、
新しい患者さんに自己紹介を
する時に名乗りづらいという。
法貴さんは子どもの頃、
小学校を3回転校していて、
その際に自己紹介をした途端、
ホウキとかチリトリとか
からかわれ続けたそうで、
とくに小学校低学年の男子に
悩まされていたという。
井須さんは名前劣等感と感じ、
弟もチェアーと呼ばれていたという。
生江さんは小学校低学年の頃に
テストがあると、名前を書く欄に
「なまえ」と書いてあるので
本当の名前しか書かなかったという。
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名前で苦労
井須さんはなるべく、普通のよく聞く
名字の方と結婚したいと思ってしたが、
ご縁が無くて、元の井須さんに戻った。
浮気さんは娘に付けた名前を
申し訳なかったと思うことが
あったという。
それは、普通に読むと
うわきしゅみと読めてしまう事。
現在、娘さんは結婚されたので
その心配はないそうです。
IMALUさんが一番嫌だったのは、
小学校の入学式で入学する前に
学校に知れ渡っていた。
大竹いまるさんって言われると、
みんなに注目を浴びるのがイヤ
だったそうです。
漫画に出て来そうな驚きの名字
そのおなまえは、毒島(ブスジマ)さん。
毒島さんには結婚している奥さんが
いるが、この名前の所に来て
良かったのか?と思ったという。
奥さんが最初に彼から言われた時は
気楽に考えていたというが実際は、
ブスって言われるようになるんだな
どうしよう…って気持ちがあったという。
名字研究家 森岡浩先生によると、
毒島という名字は名字ランキング
8595位で、そんなに珍しくない
名字だという。
群馬県の桐生市付近でしかないので
それ以外の地域では見たことがない。
毒と書いて何故ブスと読む?
初代 毒島さんのお名前が、
毒嶋勘解由左右衛門尉長綱。
室町時代に広沢の地へ
移り住んだのがはじまりだとか。
猛毒で知られる植物の
トリカブトが、かつては
ブスと呼ばれていたで、
毒島の一族では薬と考えている。
毒島は薬の製造に
関わった一族だった。
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北里大学 客員教授の
小曽戸浩先生によると、
漢方では重要な薬の一つで
冷えて死にそうな時は、
トリカブト(附子)で
起死回生していた。
附子でしか効果が期待できなかった
最強の癒し系名字だった。
今でも現役で活躍しており、
八味地黄丸という疲労やけん怠感を
和らげる薬の一部になっていた。
不美人のことをブスというのは何故?
ブス→ブスケの略
ブ=不
スケ=女性
裏社会で使われていた言葉が戦後、
一般に広まった。
森岡先生によると、名字は子孫代々
伝えていくもので、付ける時に
悪い意味の名字はつけないという。
今、聞いて悪い意味があるなって
思うものは元々は、違う意味で
つけたものが時代によって悪い意味に
なったのがほとんどだという。
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