今回は1月4日放送の

ホンマでっか!?TV

2017年チン初め運気爆上がり

4時間スペシャルの評論家の方々の

人生にも壁があった!

 

ホンマでっか!?ザ・ノンフィクション

の後編として振り返りたいと思います。

 

中孝介さんのサンサーラにのせて

お送りされていました。

 

前編はこちら

 

 

   

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経済評論家 門倉貴史

 

自分を一言で表すと、

負けず嫌いの研究者だと彼は語る。

 

今まで表に出てこなかった脱税や犯罪

などの日本の地下経済を世界で初めて

調査を行っていた。

 

ところが、地下経済の研究は

一筋縄ではいかず、

上司に反対され、同僚には批判され

研究の意義を理解されなかった。

 

そんな思いもあり、ムカッと来て

心の中でナニクソ!と思っていた。

 

 

客のふりをして入った調査では、

店員に怪しまれ危険な経験もした。

 

縛られたり監禁されたくらいなら

諦めようとは思わない。

 

何もしなかったら結果は出ない!

 

僅かでも1%の可能性が

あるなら全然やる。

 

熱い研究魂を持つ門倉の学者

人生は続く。

 

 

 

 

 

生物学評論家 池田清彦

 

先生にとって生きるとは、

食うこと 排泄すること 寝ること

 

早稲田大学で教授を務め学術誌の

ネイチャーで絶賛される。

 

日本でも有数のカミキリムシの収集家で、

約3万匹の標本を所有している。

 

カミキリムシが一番かっこいいので、

日本に約800種類を生涯かけて

全てを集めようと思っているが、

まだ集めていない5%の珍しいものを

集めるのは年齢による体力や気力、

根性がなくなってきているという。

 

基本的に生活は虫採り第一とする

先生の学者としての転機は、

37歳の時に山中を車で運転中、

カミキリムシを追いかけるのに

夢中になりすぎて車が崖に落ちて

死にそうになったこと。

 

その時は、死を覚悟したが

怖いという感じはなく、死ぬ前に

本を書いとけばよかったという

思いだったそうです。

 

自分が死んでも、自分の考えと

思想は伝わってゆくのだからと、

初の書籍を出版し続け70冊を

こえるほどになった。

 

学者はみんなそんな風なこと

考えて生きてるんじゃない?

 

 

   

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脳科学評論家 澤口俊之

 

研究者としての幸せは、

自分の発見で感動できること。

 

世界で最高峰の米国のエール大学で

約4年間医学部研究員を務め、

最近注目されている、神経伝達物質

GABAの原理を約30年前に発表していた。

 

そんな事もあり澤口先生の研究は、

何でも早いと、毎回言われ続け

発表することを世間に認められなかった。

 

それでも、誰が何て言おうと自分の

書いているものに自信があるから

何も気にしていなかった。

 

研究意欲に満ち溢れ、30歳までに

本を書くことを目標にしていたので

20代で書きためた脳の原理に

ついての原稿を出版社に送った。

 

出版社では、彼の原稿の難解さに

戸惑った編集者は信頼のおける

科学者に判断してもらった。

 

その人物のおかげで、

30歳で著書が発売されたが、

自身でも、今書けと言われても

書けない相当凄い本だと語っている。

 

どういう経緯で、知性の脳構造と進化

と言う本が出版されたか知らなかったそうだが、

実は編集者の信頼のおける科学者とは、

生物学者の池田清彦先生であった。

 

池田先生は、その本について、

脳の構造を解説していて理屈として

面白く出版社に出す価値があると

後押しし、将来澤口先生が

面白い学者になるといち早く

気付いていた。

 

後押ししてくれた相手が誰なのか

知ったのはつい最近の事だと話した。

 

 

   

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骨格筋評論家 岡田隆

 

筋肉はこっちが愛情をかけ続ければ、

裏切らないと語る岡田隆先生は、

日本体育大学で准教授を務め

リハビリからトレーニングまでこなす

スポーツトレーナーである。

 

柔道家を志していた岡田先生は、

稽古中に大ケガをしてしまい、

競技者としての将来は絶望的で

復帰にも1年かかるほどの症状だった。

 

それでも諦めずに1年間リハビリの

専門家に従い復帰を目指したが

現役生活を諦める他なかった。

 

新たな職業として、アスリートの為の

リハビリトレーニング栄養の面にも

対応できるスポーツトレーナー

道を選び、柔道全日本男子の総務

コーチとしてリオ五輪に貢献し、

東京五輪に向けて井上康生監督と

仕事をしている。