今回は、1月21日放送の

ネーミングバラエティー

日本人のおなまえっ!

ワケあって改名!

ヒット曲の真相直撃SP

を振り返ってみたいと思います。

 

 

 

異邦人-シルクロードのテーマ-

久保田早紀(1979年)

 

この曲は久保田さんが19歳の時に

自作した曲をアレンジしたもので、

当初は違う曲名で歌詞や曲調も

変更したもの。

 

久保田早紀さんは現在引退し、

本名の久米小百合として

活動されている。

 

久保田によると、当初は

白い朝という曲で歌詞にも

登場していた。

 

作った時は中近東とか全然関係なく、

実家から短期大学まで中央線で

通って、車窓から見える景色を

歌ったものだという。

 

昔の景色は空き地があったり、

子ども達が夕方になると

鬼ごっこしているような

風景が沢山見えた。

 

朝も夕方もそんな景色を見て、

学校に通った。

 

異邦人という曲は、

中央線の子どもがモデルだった。

 

 

音楽プロデューサーの

酒井政利さんによると、

1977年に「南太平洋の旅に

行ってくれないか?」と、

広告代理店から要請があった。

 

それは南太平洋裸足の旅と呼ばれた

企画に、阿久悠横尾忠則浅井慎平

池田満寿夫など、自身を含めた8人の

クリエイターで参加。

 

サモアやイースター島など、

旅の経験を作品に…

 

この度で刺激を受けた酒井さんは、

旅で世界への視野が広がって

エーゲ海をテーマにした

ジュディ・オングさんの

魅せられて-エーゲ海のテーマ‐

が大ヒットした。

 

 

   

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そして次は、シルクロードを

テーマに決めた酒井さんは企業と

手を組み、CM曲の制作に着手。

 

ところが、企業からタイアップの

条件として新人じゃないと

困ると言われてしまう。

 

3ヵ月くらい検討した結果、

オーディションで予備として

残したが、後に久保田早紀

としてデビューする彼女だったそう。

 

久保田さんの曲にシルクロードを

はめてくれと酒井さんが注文をつけた。

 

曲のタイトルも、久保田さんは

ストレンジャーや旅人アトランゼ

などの案を出したが、酒井さんが

異邦人と決断する。

 

ところが、久保田さんは

格好悪いから歌いたくないと

言った事もあると話してくれた。

 

大人の事情で決めたワケあり

タイトルだった。

 

 

   

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心のこり  細川たかし(1975年)

 

心のこりという曲の歌詞には

心のこりと出て来ない。

 

当初は、「私バカよね」という

タイトルになる予定だった。

 

昭和50年の

エイプリルフールに発売。

 

だが、それだとテレビ局で

挨拶まわりする時や

営業ステージでも

ザワつかれてしまう。

 

デビュー曲が、私バカよね

じゃかわいそうだろうと、

なかにし礼先生に何かタイトルが

ないか?と話すと心のこりにしようと

考えてくれて決まったそうです。

 

別れを告げて旅立つ女。

 

しかし、思いはまだ心に…

 

悲しくも切ない男と女の物語を

見事に表現するタイトルになり、

大ヒット!。

 

NHK紅白歌合戦にもこの曲で

初出場を果たしていた。

 

 

   

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