今回は7月24日放送の
世界一受けたい授業
4コマ漫画 コボちゃん
を振り返ってみたいと思います。
読売新聞に掲載され、40年目。
今年1月に通算1万3,750回を記録し、
一般全国紙で最も長く掲載された
4コマ漫画になった。
その内容は、中学校の教材で
使用されるほど学べることが
沢山あるそうです。
コボちゃんで学べる
①ニュースが学べる
2015年に選挙権が20歳以上から
18歳以上に引き下げる
改正公職選挙法が成立した際、
選挙権を身近な多数決に置き換えて
ニュースをよりわかりやすく
説明していた。
コボちゃんの作者 植田まさし先生は
社会で起きている事をコミカルに
描いて、コボちゃんでニュースを
学べるようにしている
コボちゃんで学べる
②発想力が学べる
絵画を見に行ったおじいちゃん、
家の塀に落書きがコボちゃんの
描いたものだと知ったおじいちゃんは、
額縁を描いて金賞をあげた。
コボちゃんの書いた落書きを
作品に変える発想力、
コボちゃんへのかわいがり方が
特別だと伝わってくる4コマに
なっていた事があった。
コボちゃんで学べる
②優しさが学べる
風船をもらったコボちゃん。
風船を空に飛ばしてしまった
女の子に気付いたコボちゃんは、
二人で行けばさびしくないと、
自分の持っている風船を飛ばした
人気が高い作品がある。
齋藤孝先生は、普通 女の子が
かわいそうだと思ってコボちゃんが
自分の風船をあげるかもしれない。
でも、コボちゃんは飛んで行った
風船もかわいそうだという風に思う。
つまり、優しさというのは
1つじゃないという。
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4コマ漫画 コボちゃんから、
ニュース・発想力・優しさを学ぶ。
教えてくれるのは、
明治大学教授
齋藤孝先生。
最近のニュースといえば、
新型コロナウイルス蔓延。
コロナ禍になり、
コボちゃんの世界でも同じ。
マンションの屋上に
鯉のぼりが立ち、
コボちゃんが
鯉のぼりはマスクをしないで
大きな口で五月の風を吸い込んで
いる所が良いという作品がある。
齋藤先生は、マスク生活が
わずらわしいという思いを、
季節の鯉のぼりとあわせて
今年はより一層、鯉のぼりが
伸び伸び見えて、いつかこんな日が
来ると良いなぁという願いが
込められている。
コボちゃんは大きなイベントも
時事ネタとして扱っている。
2018年 ワールドカップで
ファールではないのに、
わざと大袈裟に転び、
ファールに見せかける
シミュレーションが話題に!
コボちゃんの妹が転んで
痛い思いをしていると、
コボちゃんが大して
痛くもないのに演技して、
ワールドカップかとツッコむ。
それでも、そんなひどく打ったなんて
知らなかったと、許して貰おうとする
コボちゃんに妹がやめて大袈裟な演技
と、言い返す作品。
齋藤先生によると、
コボちゃんが吐いた毒を
妹が毒返ししている。
相手の言葉を上手く使った
仕返しだという。
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植田まさし先生の仕事場は
7畳のスペースで、
アシスタントなし。
植田先生は、コボちゃんを
目から描き始める。
その理由について先生は、
目より大切なものってそうそうない、
脳は大切だけど脳から描く事はないので、
目から描くことになる。
目の間隔が決まると、
その人の大きさが
決まるという。
コボちゃんに妹ができた時、
植田先生が初めてした試みとは、
妊娠から出産までを
リアルタイムで描いた。
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