今回は、9月23日放送の
世界遺産のオモテウラ
屋久島のウラの魅力
を振り返ります。
屋久島の約9割が森林
約2割(1万747ha)が自然遺産地域。
世界自然遺産の白神山地
(秋田県・青森県)や
世界文化遺産の富岡製糸場
(群馬県)など、現在 日本にある
世界遺産は25ヶ所。
その中で日本初の世界自然遺産
として登録されたのが
鹿児島県 屋久島。
樹齢数千年以上の屋久杉がそびえる
大自然の森に固有種や絶滅の恐れのある
動植物など、手つかずの美しい自然が
残る神秘の島。
そんな屋久島には、26の集落があり、
人口はおよそ1万2,000人が暮らす。
人気グルメや定番のスポットを
紹介するのではなく、
ガイドブックには載っていない
地元住人だけが知る世界遺産の
ウラの魅力を聞き込みしている。
島グルメ
オモテグルメといえば、
屋久島ジビエと呼ばれる
ヤクシカを使った肉料理。
さらに、日本一の漁獲量を誇る
トビウオなど、黒潮に乗って
やってくる首折れサバなど。
あばれる君によると、
日本一の水揚げ量を誇るトビウオを
地元の方言では、トッピーやトッピョと、
呼ぶのだそうです。
屋久島のウラ情報
・昔は白米よりサツマイモが主食だった
・冷蔵庫に唐揚げ用のトビウオを常備
・けんちん汁と同じく具沢山だから
「けんちゃんこ」
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ウラグルメは、
夜光貝のバター焼き。
この料理はお食事処 さっちゃんで、
新鮮な魚介を使った料理が人気。
夜光貝は、日本で一番でかい
サザエの仲間で、重さは1kg以上。
主に屋久島から南の海に生息する
大型巻貝で、食用は流通することが
少なく、産地で消費されている。
アクティビティ
オモテのアクティビティといえば、
透明度の高い屋久島ブルーの海で
楽しめるダイビング。
色とりどりの熱帯魚やウミガメと
一緒に泳げるのが魅力のひとつ。
あばれる君によると、
永田浜はアカウミガメが
年に数千回以上、上陸する
日本最大の産卵地だという。
ウラアクティビティは、
トンボレと呼ばれる
「潮溜まり」に残った海水に
真水を足し、熱した石を入れて
沸かす屋久島で最古と
言われているお風呂。
医療が乏しかった時代に
湯治としてトンボレを利用
よもぎなどの薬草を入れて
病気やケガを癒していた。
トンボレ体験は
屋久島里めぐり促進協議会に
お問い合わせください。
絶景
オモテの絶景と言えば、
落差60m 千尋の滝や
ハート型 ウィルソン株。
あばれる君によると、
ハート型の切り口を携帯電話の
待ち受け画面にすると
恋が叶うと言われている。
ウラの絶景は、天空にそびえる
巨大な天柱石。
往復で10時間掛かるという。
この辺りの湧き水はミネラルが少なく、
生き物が住めないほどきれいすぎる超軟水。
標高1,497mの太忠岳の山頂に
そびえる高さ40mの巨大な天柱石。
屋久島の人々にとって、
祈りの対象にもなっている。
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