今回は11月23日放送の
ザ!世界仰天ニュース
凶悪事件
を振り返ってみたいと思います。
秋葉原耳かき店員
殺害事件の真実
2008年2月末の秋葉原に
一人の男がやって来た。
その目的は、
耳かき店に来るため。
吉川というその男は、
耳かき店と呼ばれる
その店では3畳ほどの
小部屋で、ひざまくらで
耳かきや、手・肩の
マッサージを行っていた。
それ以外のサービスは、
一切なく、60分 4800円
指名料(60分) 1000円。
その1年半後、
耳かき店員殺人事件が起きる。
21歳の女性と、その祖母が
殺害されてしまった。
犯人は林貢二という当時
41歳の男で、被害女性
(以降彼女)が勤める
耳かき店に入り浸っていた。
吉川と名乗っていた男の
本名は林貢二で、千葉県の
団地に住んでいた。
結婚歴はなく、28歳の時に
実家を出て、一人暮らし。
趣味もなかった。
電気系専門学校を卒業後、
配電整備会社に就職し、
勤続20年。
お酒は飲めず、飲み会では
一人静かにウーロン茶を
飲んでいたという男には、
貯金が約1000万円程度
あったそうだ。
初来店から4ヵ月
2008年6月頃。
人気店員だった彼女
を3時間指名し、会話を
メインに楽しんでいた。
男は彼女との時間を
楽しむために、週末の
土日に通う。
だが、少しずつ2人の
距離感が狂い始め…
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男は、自分の事を
3段階で分けると、
どれくらいか
彼女に訪ねた結果が
低すぎて落胆。
購入したお弁当を一緒に
食べようと思ったのに、
彼女は食事を
食べたあとだった。
彼女はまだ、
高校を卒業したばかりの
当時19歳で、彼女が
育ったのは母方の祖父母の家。
ブログに1番の宝物は、
家族と書かれていて、
携帯の待受画面は
常に家族写真だった。
彼女が高校生の頃、
祖父が高齢のため
老化による体の不調で、
同居していた彼女の家族に
対して、声を荒らげることが。
すると、彼女は母に、
バイト代を貯金して
マンションの買うと
話していた。
家族に家を!
それを目標に
高校卒業後
和菓子店で勤務するも、
腰を痛めて退職。
同じ頃、トラック運転手
だった父が肩を怪我して、
仕事が減っていたそうだ。
そこで、高収入が期待できる
この仕事を始めた。
真面目で仕事熱心な彼女は、
店の一番人気で、給料は
ほとんど貯金していた。
2008年7月 彼女が20歳の
誕生日に男は、有給休暇を
とって、昼の12時に予約した。
11時過ぎに男は東京駅で
ゼリーを購入。
11時30分頃、秋葉原に到着し、
待っていた彼女と遭遇。
実は彼女、ナンパされた男に
付きまとわれた経験があり、
その時の恐怖がよみがえる。
男はその週の土日に、
珍しく予約を入れなかった。
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彼女はなにより男が
ストーカー化する事を
恐れていた。
それより、店で会っていた方が
安全なのかもしれないと、
ブログに2人だけがわかる会話を
入れると、男は予約を入れた。
その日以来、徐々に彼女は
敬語をやめて男に友達の
ように接する。
1人暮らしではない事を
強調し、トラブルを
避けようとした。
男は金曜日にも来店し始め、
土日は7時間も滞在するように。
3日で合計 約10万程度。
男は給料のほとんどを
耳かき店に使い、
生活費を貯金でまかない、
やがて傲慢になっていく。
ある時 彼女はやむをえず
男にメールアドレスを
教えてしまう。
真面目で人気があった彼女は
新宿店にもヘルプで
入るようになる。
年末年始12月27日~1月4日迄、
9日間連続で来店。
その後も彼女への要求は
エスカレートし、手を
握らせろと言ってくる。
2009年4月、店の外でも
会おうと、しつこく
言い寄られ、彼女はついに
耐えられなくなった。
翌日、彼女は男と口を聞かず、
メールでやりとり。
付き合ってくれないならもう、
来ないという男にそういう
つもりならもう、来ないで
下さいと出入り禁止という
意味で彼女が言うと男は
帰っていった。
ところが2日後、
男は今まで通りのつもりで
予約を入れてきた。
彼女が断ると、
男は強行作戦に出た。
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