今回は5月28日放送の

日本全国大捜索‼

ポツンと一軒家

を振り返ってみます。

 

 

 

 

衛星写真を拡大すると見えてくる、

山奥にポツンと建つ一軒家に

スポットを当てる番組。

 

 

 

変形に切り拓かれた敷地

茶色の屋根とグレーの屋根

家のそばに車が

広い耕作地

衛星写真で見つけた福島県の

ポツンと一軒家を目指し、

最寄りの集落から捜索開始。

 

家の前にいたおさんに

衛星写真を見てもらうと、

すぐに名前が出てきた。

 

70代のこむろさん夫婦が

2人で農家を営んでいるらしい。

 

約4㎞離れたポツンと一軒家まで

道案内をして頂ける事になり、

辿り着いた。

 

 

 

 

まさか来るとは思わなかったと

笑うポツンと一軒家あるじ

こむろあきこさん67歳と

こむろかずやすさん72歳。

 

かずやすさんの曽祖父

宮城県から福島県の山奥に

移り住んだのが、今から百年前。

 

清流のキレイな水を使い、

蒟蒻芋の栽培と養蚕を

はじめた。

 

3代目の父初代がやっていた

蒟蒻芋栽培と養蚕業を辞め、

蒟蒻芋畑と桑畑に変えて

田んぼを作り、新たに稲作と

林業をはじめた。

 

そんなこむろ家の4代目、

4人兄弟の長男として

誕生したかずやすさんは

中学卒業後、家業の

林業を手伝う。

 

20歳の時に実家を出て、

神奈川県川崎市で就職。

 

 

   

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かずやすさんが出張の多い

築炉工で働いていた時、

友人の紹介で出会ったのが、

東京で信用組合に勤めていた

あきこさん。

 

2人は2年の交際を経て、

昭和51年に結婚。

 

子どもができても出張で

なかなか帰れないため、

結婚した翌年に東京の

タクシー会社に転職。

 

31歳の時、実家のある

福島県に新たに

家を建て、移住。

 

23年前、かずやすさんの母

亡くなり、その4か月後に

も他界。

 

その後ずっと、山の上の

ポツンと一軒家は空き家に

なっていたが、

平成23年3月11日に

東日本大震災が発生。

 

その大きな揺れで12年間、

誰も住んでいなかった

築百年以上の母屋が

修復不能に。

 

定年後は実家に戻って

先祖代々の土地を

守りたいと考えていた

かずやすさんは9年前、

実家の跡地に現在の

家を建てて、夫婦で移住。

 

2年前にタクシー会社を

退職するまで39年間、

福島から東京に通勤。

 

母屋は建て替えたが、

その裏に昔の建物が

そのまま残っている。

 

農耕用の馬と牛を飼っていた

小屋や離れの風呂場などがある。

 

こむろ家が所有する

山の木をふんだんに使用して

建てた安らぎを感じる

山小屋風の母屋。

 

 

   

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イタヤカエデの樹液を採取して

自家製のメープルシロップを

作っている。

 

カエデは寒さに耐えるため、

春から秋にかけ内部に蓄えた

デンプンを糖分に変える。

 

雪解けの季節に樹液の成長が活発化、

内部の甘い樹液が幹の外に出てくる。

 

カエデの樹液は無色透明だが、

それを2日間煮詰めると甘みが

凝縮し、色が茶色く変わる。

 

休日は3人がを連れて

頻繁に泊まりに来る

ポツンと一軒家

 

家のどの窓からも四季折々の

美しい花と緑が楽しめ、

家族の心に潤いを与えている、

 

子どもの頃から花が大好きの

かずやすさんは9年前に

故郷の山に戻って以来、

毎日欠かさず家の周りの

草木を手入れしている。

 

この日もスコップ片手に

骨組みだけのビニールハウスに

来て、生えていた雑草の根を

残して土ごと掘り起こして、

スコップに載せたまま

沢の方まで歩いて植え替えた。

 

それは単なる雑草ではなく、

福寿草だった。

 

道路脇や田の畔など、

目に付くあらゆる所に

花を栽培。

 

仕事しててパッと

見た時に癒されている。

 

 

   

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