今回は5月30日放送の
世界まる見え!テレビ特捜部
を振り返ってみたいと思います。
数多くの野生動物が生息する
アフリカ ナミビア共和国で、
摩訶不思議な事件が発生!
それは、謎の吸血動物が
家畜たちを次々と襲い、
体中の血を吸い取っている
そうで、この怪事件の調査に
カメラマン マンゴーさんが
のりだした。
向かったのは吸血生物が
出没するというナミビア
最北端のオシャカティ。
アシスタントのソニアさんは
事件の情報を集めてくれていた。
ヤギが何頭も餌食になっていて、
噂では犯人は頭が犬で体はブタ、
まるで化け物だと言われている。
おそらくヤギたちは
血を吸い取られていた。
さらに、動物だけじゃなくて
16歳の少年も襲われたらしい。
そこで2人は少年の家を訪ねるが、
その子は亡くなっていた。
少年の姉は事件の目撃者だった。
姉は夜、弟と2人で家にいたが、
弟が1人で外に出た直後に
悲鳴がきこえた。
姉は慌てて弟のもとに
かけつけると奇妙な獣が
弟に襲い掛かっていた。
姉が駆け付けると、
獣は逃げていったそうだ。
少年はお姉さんが慌てて
駆け付けたからか、謎の
生物に血を吸われて
いなかった。
その姿は黒かったが、
暗くてはっきりは
見えなかったという姉。
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襲われた少年はすぐに
病院に運ばれたが、
その容体が悪化して
命を落とした。
次に家畜のヤギを
殺されたという
女性のもとに。
その女性によると、
謎の生物の姿を
目撃しており、
大きさは中型犬くらいで、
黒くて毛むくじゃら。
ヤギは、かなりの血が
なくなっていた。
こうして集めた情報をもとに
マンゴーさんは謎の吸血鬼
描いていた。
数日後、ソニアさんが
ある情報を入手、
それは亡くなった少年の
死亡診断書。
そこに書かれていたのは、
狂犬病。
実は最近、ラーテルと呼ばれる
黒い体をした動物が狂犬病に
かかって正気を失い、人間を
襲う事故がいくつか起こっていた。
そしてその少年の家の近くでも
ラーテルは目撃されいたので、
少年を襲ったのは狂犬病で
攻撃的になったラーテルかも?
ラーテルは吸血動物ではない。
その一方で、ヤギたちは
頭が犬で体がブタの生物に
血を吸われたので、この2つは
別々の事件。
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マンゴーさんはナミビアの
獣医のルフ・トゥベシングさん
のもとへ。
獣医によるとそれは、
カッショクハイエナ
ではないかという。
カッショクハイエナは、
中型犬くらいの大きさで
黒みがかった濃い茶色の毛が
体を覆っている。
他のハイエナに比べて
数が少ないので、
その存在を知らない人も多い。
そのカッショクハイエナは
血を吸うかと聞くと、
寄生虫の仕業かも
しれないという。
寄生虫の中には、
血を吸う種類もいる。
腸や血管の中に入り込んで
血を吸い、ひどいときには
その動物を死に追いやる
こともある。
マンゴーさんは結論として、
1頭のヤギが寄生虫に大量の
血を吸われ、貧血を起こして
死んでしまった。
そして、その死骸を
見慣れぬカッショクハイエナが
食らいついている所をたまたま
住人が目撃。
吸血動物が出たと騒ぎ出し、
あっという間に噂になって拡散。
他のヤギも吸血動物に殺された
事になってしまったと考えられる。
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