今回は10月20日放送の

THE突破ファイル

突破ドクターの

人体ミステリーファイル

を振り返ってみます。

 

 

 

たちの身に突如襲い掛かる

原因不明の病や異変、

その謎を推理して

原因を究明する突破劇より。

 

 

 

施設の2階でだけ頻発する

呼吸困難の驚くべき原因

 

スポーツジムで突如、

男性が次々と倒れる事態が!

 

それは数々の現場を目にしてきた

医師でも初めて目にする症状。

 

スポーツジムで呼吸困難になり、

熱も高く危険な状態。

 

同じ場所で発症した

患者は4人。

 

呼吸が浅く、

肺炎を起こしているかも!?

 

ほかの患者も咳や呼吸困難。

 

応急処置により容体は安定したが、

頭痛や呼吸困難の原因は判明しない。

 

頭痛や筋肉痛から始まり、

呼吸困難に発熱。

 

 

オーバートレーニング症候群

といわれる体が回復しないまま、

過剰なトレーニングを続ける事で

陥る慢性的な疲労状態を疑う。

 

それは、息切れや眩暈が

起きるという症状は一致したが、

手足のしびれを訴えてる人が

一人もいない点を考えると

違うと思われた。

 

アレルギー反応・中毒・

感染症の可能性も残っている。

 

謎の呼吸困難の

原因を探るべく、

現地を調査!

 

 

   

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21℃~23℃がトレーニングの

筋肉には一番いいとされているため、

ジム内の空調は21℃に設定。

 

アルコール除菌や換気、

空調は徹底していた。

 

筋トレ後、30分~1時間以内に

飲むといいとされるプロテインは

ジムのロッカーに置いている人が多く、

あの日も飲んでいた。

 

プロテインには、乳清タンパク・

デキストリン・植物油脂など、

特に変わった成分はない。

 

 

2週間前に導入された

日本ではまだ少ない

自慢のサイクリングマシンがある。

 

このマシンに倒れた5人全員が

使用していた。

 

金属アレルギーの線を疑うも、

金属アレルギーの症状は

赤いブツブツができたり、

かゆみや腫れといったもの

なので、今回のケースには

当てはまらない。

 

 

現地調査中、同じ建物内の

入浴施設でも同様の症状を

訴える人が続出。

 

入浴施設とジムがあるのは

2階だけで、他の階で

症状が出た人はいなかった。

 

 

   

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呼吸困難の原因は・・・

 

換気扇にあった!?

 

2つの場所で起きた集団での

呼吸困難の原因はハトで、

換気扇内に巣を作っていたこと。

 

ハトの体内に生息する

オウム病クラミジアによって

引き起こされたオウム病の症状。

 

オウム病とはオウムやインコ、

ハトなどの鳥の体内に生息する

オウム病クラミジアという

病原体による感染症。

 

突然の発熱や頭痛・激しいせき

などを引き起こし、重症化すると

呼吸困難となり、最悪の場合、

死に至る危険もある。

 

オウム病の潜伏期間は1~2週間ほど。

 

台風が来ていたことで、雨風を

しのごうとしたハトが、2階フロア用の

換気扇内に巣を作り、フンに含まれる

オウム病クラミジアが換気ダクトから

2階にある店舗にだけ蔓延。

 

ジムの常連や店舗の従業員など、

長くさらされた人に症状が出ていた。

 

実際に施設などでオウム病に

集団感染した事例もある。

 

オウム病はテトラサイクリンを

投与すれば、2週間ほどで

完治するのだそうです。

 

 

   

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